ダニエル・ミサキ

ダニエル・ミサキのプロフィール

ダニエル・リュウスケ・ミサキ（Daniel Ryusuke Missaki）は1996年4月9日、静岡県富士宮市に生まれたプロ野球選手です。彼はブラジルの国籍を持つ日系三世で、日本名は御前 龍介 ダニエルです。シカゴ・カブスの傘下で活動する右投げ左打ちの投手として、彼はさまざまなリーグでの試合に挑んできました。

経歴

プロ入り前の活躍

ミサキは2歳でブラジルに移住し、現地の環境で野球に親しみました。ヤクルト野球アカデミーに参加した彼は、2013年に開催された第3回WBCにブラジル代表として最年少で出場。その後、彼は福岡ソフトバンクホークスとの強化試合で8回に登板する機会を得ました。

プロ入りとマリナーズ傘下時代

WBC後、ミサキはシアトル・マリナーズとマイナー契約を締結しました。最初の年、彼はアリゾナリーグ・マリナーズで7試合に登板し、6試合先発で投げました。結果として、防御率は6.23で、勝ち星は得られませんでした。しかし、2014年にはプラスキ・マリナーズでの11試合に先発し、6勝3敗、防御率2.36という素晴らしい成績を残しました。残念ながら、2015年5月にトミー・ジョン手術を受けることになりました。

ブルワーズ傘下時代

2015年12月、アダム・リンドとのトレードを経て、ミサキはミルウォーキー・ブルワーズへ移籍しました。彼はこのチームで2018年までプレーしました。

BCリーグ・栃木時代

2020年、ミサキはBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに加入し、登録名は単に「ダニエル」と名乗りました。地域に根ざしたチームでキャリアを続けました。

巨人時代

2021年8月、彼は読売ジャイアンツと育成契約を締結。登録名をダニエル・ミサキとし、背番号002を背負いました。その年の推定年俸は440万円でしたが、2022年10月には契約を結ばないことが発表されました。

巨人退団後のキャリア

2023年4月にはベネズエラのリーガ・マヨール・デ・ベイスボル・プロフェシオナルに所属するセンタウロス・デ・ラ・グアイラに入団。その後、シーズン終了後には古巣の社会人チーム、ニッポン・ブルージェイズに復帰しました。

メキシカンリーグ時代

2024年1月、ミサキはリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのメキシコシティ・レッドデビルズと契約することになります。そして、2024年4月26日にはシカゴ・カブスと再びマイナー契約を結び、新たな挑戦が始まります。

選手としての特徴

彼の投球スタイルは、最速154km/hの直球を武器とし、スライダーやチェンジアップなどの変化球を駆使しています。リズミカルな投法と多彩な球種を持つ彼は、これからの活躍が期待される選手の一人です。

ダニエル・ミサキは、ブラジル出身の選手として日本のプロ野球界において独自の道を歩み続けています。彼の動向から目を離せません。

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