トーシンパートナーズ

株式会社トーシンパートナーズについて

株式会社トーシンパートナーズは、東京都武蔵野市を本社とする総合不動産会社であり、主にフェニックスシリーズやZOOMシリーズといったマンションブランドを展開しています。この会社は、個人投資家向けに事業用不動産の販売から管理・運営に至るまで、広範なサポートを行っているのが特徴です。また、不動産の売買、仲介、賃貸業務も手掛けており、高い専門性を持っています。

沿革

トーシンパートナーズは1989年に東京都狛江市で設立されました。初めは商号を「株式会社トーシンワールド」としており、数回の改名を経て現在の名称に至ります。設立当初の資本金は1000万円で、吉祥寺本町に本社を移転した後、1990年には初のフェニックスマンション「トーシンフェニックスマンション神楽坂」を販売しました。

1995年には資本金を3000万円に増資し、1999年にはアスリートチーム「浦和レッズ」のユニフォームスポンサーとなり、ブランドの認知度向上に寄与しました。2000年には特定建設業登録を取得し、建築業務にも力を入れるようになりました。

新しい時代の波に乗るべく、2002年には一級建築士事務所を設立し、2003年には販売した物件が100棟目を迎えるなど、成長を続けています。2004年には資本金を1億円に増資し、顧客とのコミュニケーションの場として「お客様相談室」を開設しました。

2011年には分譲物件「フェニックス永福町弐番館」を販売し、2013年にはZOOMシリーズの第1弾「ZOOM吉祥寺EAST」を発表しました。さらに、2015年には資本金を10億円に増資し、事業の拡大を加速させました。

2019年には大阪府に支店を開設し、地域への展開も図っています。

受賞歴

トーシンパートナーズはそのデザイン性の高さから多くの賞を受賞しています。2014年度のグッドデザイン賞をはじめ、ZOOMシリーズは2015年から2020年までの間に複数回の受賞を果たしています。特に「ZOOM戸越銀座」はGerman Design Award 2020でも評価されるなど、国際的にもその品質が認められています。

スポンサー活動

この会社は、地域社会への貢献にも力を入れており、浦和レッズやTEAM Ken'sなど、多くのスポーツチームをスポンサーしています。また、日本肢体不自由者卓球協会への支援も行っており、スポーツを通じた社会貢献を積極的に推進しています。

訴訟問題

トーシンパートナーズは過去に訴訟に直面したこともあります。静岡県在住の顧客から約4700万円の返還を求められる訴訟が起こりました。初期の裁判では顧客の主張が認められましたが、控訴後の和解において会社側は契約の有効性が認められました。

まとめ

以上のように、株式会社トーシンパートナーズは、設立以来の歴史の中で数々の成功と成長を遂げてきました。多くの受賞歴やスポンサー活動を通じて、そのブランド力を高め、社会に貢献し続けています。今後のさらなる飛躍が期待されます。

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