ニフコ

株式会社ニフコ：プラスチックファスナーの世界的リーディングカンパニー

株式会社ニフコは、プラスチックファスナーや精密部品の製造・販売をグローバルに展開する大手企業です。東京証券取引所プライム市場に上場しており、その高い技術力と豊富な実績から、世界中で高い評価を得ています。特に自動車向けプラスチックファスナーにおいては、世界トップシェアを誇ります。

ニフコの強み：高い技術力とグローバルネットワーク

ニフコは、国内市場における圧倒的なシェア（70％）に加え、世界市場でも25％のシェアを占める、業界をリードする存在です。その成功の鍵は、高度な技術力とグローバルに広がる事業ネットワークにあります。長年にわたる研究開発と技術革新により、高品質で信頼性の高い製品を提供し続けており、世界中の自動車メーカーや様々な産業から高い評価を得ています。

ワンタッチバックル：ニフコを象徴する製品

ニフコといえば、多くの人が「ワンタッチバックル」を思い浮かべるでしょう。この便利なファスナーは、ニフコを代表する製品であり、その高い機能性と使いやすさから、幅広い分野で活用されています。

ニフコの歩み：半世紀以上にわたる歴史と成長

ニフコの歴史は、1967年、日英物産株式会社とITW（Illinois Tool Works）による合弁会社「日本工業ファスナー株式会社」の設立に始まります。その後、GM、クライスラー、フォードといった主要自動車メーカーとの技術援助契約を締結し、技術力の向上に努めました。1977年には、日本工業ファスナー株式会社と日英物産株式会社が合併し、現在の社名である株式会社ニフコとなりました。

1979年には東京証券取引所第二部に上場、1984年には第一部に指定替え。その後も、積極的に海外展開を進め、台湾、韓国、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、中国、米国、ベトナム、ポーランド、インド、インドネシア、メキシコなどに拠点を設立。グローバル企業として、世界規模での事業展開を実現しています。

近年では、ドイツのKTS GROUPおよびKTW GROUPの買収など、積極的なM&A戦略も展開し、さらなる事業拡大を目指しています。また、日本たばこ産業との合弁会社設立や、InterFMへの出資など、多様な事業展開にも取り組んできました。

国内外の拠点：広がる事業ネットワーク

ニフコは、日本国内に本社（神奈川県横須賀市）、東京支社をはじめ、複数の事業所・営業所を展開しています。海外においても、アジア、北米、ヨーロッパを中心に、多くの拠点が設立されており、グローバルな生産体制と販売網を構築しています。これにより、顧客ニーズに迅速かつ柔軟に対応することが可能となっています。

ニフコの未来：持続的な成長と社会貢献

ニフコは、今後も高い技術力とグローバルな事業展開を通じて、持続的な成長を目指しています。同時に、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、地域社会の発展にも貢献しています。

関連会社

株式会社ニフコビジネスサービス
株式会社ニフコ山形
株式会社ニフコ熊本
シモンズ株式会社

ニフコは、プラスチックファスナー業界のリーディングカンパニーとして、これからも世界中の人々の生活を支えていくでしょう。

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