ニンテンドーネットワーク

ニンテンドーネットワークについて

ニンテンドーネットワークは、任天堂が運営するオンラインサービスで、主にニンテンドー3DSとWii Uに対応しています。このサービスは、2005年に終了したニンテンドーWi-Fiコネクションの後継として位置づけられています。

サービス開始の背景

ニンテンドーネットワークは、2011年2月26日に発売されたニンテンドー3DSのリリースと同時にスタートしました。さらに、2012年に登場したWii Uでも、このネットワークが重要な役割を果たしています。サービス開始当初、ニンテンドー3DS用のソフトがネットワークに対応しており、公式の発表は2012年1月27日の決算説明会で行われましたが、既に発売されたソフトについても遡って対応ソフトと見なされています。

ニンテンドー3DS本体が発売された際のローンチタイトルの中には、最初に対応したソフトが含まれており、具体的には『nintendogs + cats』の3つのバージョンを含む6本が初期の対応タイトルです。また、2012年2月16日以降に発売されたゲームには、パッケージに「NINTENDO NETWORK」のロゴが表示されています。

機能と利用の広がり

ネットワークを通じて、プレイヤーはさまざまな機能とサービスを楽しむことができます。例えば、『マリオカート7』では、オンライン対戦やコミュニティ機能を利用することが可能です。2012年には、初の追加コンテンツが『とびだすプリクラ☆キラデコレボリューション』により販売され、さらに同年2月16日には『シアトリズム ファイナルファンタジー』でパッケージソフトとして初めて追加コンテンツの販売が開始されるなど、ネットワークの利用範囲は広がりを見せました。

アカウントシステムと将来の展望

Wii Uでは、「ニンテンドーネットワークID」として個人向けのアカウント管理が導入されましたが、このシステムはニンテンドー3DSにも2013年に導入されています。ただし、登録できるアカウントは一つのみという制限があります。

しかしながら、ニンテンドー3DSとWii Uのeショップは、今後の購入関連機能の終了に伴い、将来的にサービス自体が終了する見込みです。そのため、任天堂は「Nintendo Switch」のオンラインサービスに移行し、この新たなプラットフォーム内でのeショップ機能が後継として担われることになります。

まとめ

ニンテンドーネットワークは、任天堂の家庭向けゲーム機に対するオンライン体験を大いに充実させるサービスです。その発展により、プレイヤーは新しい遊び方や追加コンテンツを享受し、より豊かなゲームライフを送ることができました。今後も任天堂の進化するサービスに期待が寄せられています。

もう一度検索