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株式会社NEXTEPについて

株式会社NEXTEP（英: NEXTEP TV WORKSHOP CO.,LTD.）は、日本におけるテレビ番組制作を専門とする企業です。主に地上波の番組を制作し、BS・CSやパッケージビデオなど多様なメディアに対応しています。

概要

NEXTEPは、日本テレワークの子会社として設立され、テレビ番組制作の事業を引き継ぎました。2011年12月には親会社の日本テレワークを合併し、その後はフジ・メディア・ホールディングス（FMHD）の完全子会社となりました。これによりNEXTEPはフジサンケイグループに属する一員として、さらなる業務展開を進めています。

沿革

NEXTEPの設立は2007年です。当初、日本テレワークは「発掘!あるある大事典II」の捏造事件に端を発し、制作受注が大きく減少しました。この救済措置として新会社が設立された際、ほとんどのスタッフが日本テレワークから移籍しました。

その後、2011年12月に日本テレワークを吸収合併し、2012年4月にはフジ・メディア・ホールディングスの完全子会社としての地位を確立しました。6月には本社を品川区からダイバーシティ東京に移転し、場所を新たにして活動を続けています。

経営陣

NEXTEPには多彩なメンバーが役員として名を連ねています。代表取締役社長には堤康一氏（元・フジテレビの制作担当局長）が就任し、専務取締役には上野修平氏、常務取締役には井口義朗氏が任命されています。取締役にはフジテレビの石川陽氏や岸本一朗氏が名を連ね、監査役には奥野木順二氏が就任しています。さらに他にも、執行役員として熱田富成氏や須藤景子氏などが活躍しています。

主な制作実績

NEXTEPは数多くのテレビ番組制作に関与しており、ジャンルを超えた多彩な作品を提供しています。バラエティや音楽、ドキュメンタリー、情報番組などにおいて、特記の無いものはフジテレビで放送されています。レギュラー番組としては、「今宵、アフレコブースで。」や「イイ女の条件〜極上美女対談〜」などがあります。

受賞歴

NEXTEPはその創造性とクオリティの高さから、様々な賞を受賞しています。2012年9月には第20回スポーツニッポン文化芸術大賞の優秀賞をNHK「キッチンが走る!」により受賞しました。また、2023年のNew York Festivalにおいても、ドキュメンタリー部門で「BSスペシャル 近藤さんのよせ書き」や「ザ・ノンフィクション あの日 僕を捨てた父は」が入賞するなど、国際的にも評価されています。

まとめ

株式会社NEXTEPは、日本におけるテレビ番組制作の重要なプレーヤーであり、フジ・メディア・ホールディングスのもとで成長を続けています。豊富な制作実績と受賞歴を有し、今後も日本のエンターテインメント界に多大な影響を与えていくことが期待されています。

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