ハロー大分

ハロー大分の概要

『ハロー大分』は、テレビ大分で放送されていたローカル情報番組で、毎週土曜の9:55から11:30まで放送されていました。この番組は1978年4月8日にスタートした生放送形式の番組であり、日本の情報・ワイドショーとしても長い歴史を誇る人気カテゴリーの一つです。

番組の歴史

番組開始からの約43年間、視聴者に親しまれてきた『ハロー大分』は、2007年には放送1500回、2017年には2000回を達成し、2018年には放送開始から40周年を迎えました。この番組は、オープニングで放送回数を画面左下に表示する特徴があり、視聴者にその事実を常に印象づけていました。

当初は中継車を使わずに、県内のガレリア竹町から中継を行っており、この方法はBBIQ光回線の利用により実現されました。しかし、放送映像はSD画質の形式で提供されていました。2002年には、工藤健太が担当する「工藤健太のワンポイント大分弁講座」が、福岡市で行われたミニ番組コンテストにおいてグランプリを受賞するなど、番組各コーナーが評価を受けました。

リニューアルの歴史

番組は数回のリニューアルを経ています。2008年4月5日には30周年を記念して番組を刷新し、タイトルのロゴを「ハロー大分」に変更。これに伴い、オープニングやエンディングで流れる映像も新たにされました。2014年4月には放送時間の短縮が行われ、2015年には再び時間が拡大されるなど、柔軟に番組が改編されてきました。

2018年4月には新たなリニューアルがあり、タイトルロゴが「サタデーLIVE ハロー大分」へ変更され、放送時間も拡大しました。2019年には「こだわり! ”ど”ローカル ハロー大分」と題された新しいロゴに。2020年にはメイン出演者を女性のみとし、番組全体をピンクの基調で構成した新しいスタイルが採用されました。

番組の終焉

しかし、2021年3月6日の放送で、3月27日に番組を終了することが発表され、長い歴史に終止符を打ちました。後継番組は『サタデーパレット』として、2021年4月から放送が開始されました。

出演者とコーナー

『ハロー大分』には数多くの歴代の出演者が名を連ねています。その中には当初からのアナウンサーやリポーター、料理人など多彩な顔ぶれが揃いました。コーナーも様々で、「ひらめきサタデー」や「グルメハント」、「ハロタビ」など、視聴者に楽しんでもらえる内容が盛り込まれていました。

また、視聴者参加型コーナーもあり、「あけてビックリ!!たまってBOX」や「クイズ!どこん小学校!?」は、番組への参加を促し、視聴者との一体感を醸成することに寄与しました。特に、方言を用いた「川面江利子の大分方言講座」や「工藤健太のワンポイント大分弁講座」は、視聴者にとって親しみのある内容でした。

この番組は、地域の魅力を引き出し、地元の視聴者と深く結びついていたことが特徴です。これまでの多くの視聴者に愛された『ハロー大分』は、地域の情報を共に楽しみ、共有する場としての存在感を持ち続けていました。

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