パブロ・マリ

パブロ・マリ・ビジャール

パブロ・マリ・ビジャール（1993年8月31日生まれ）は、スペイン・バレンシア州出身のサッカー選手であり、現在はセリエAのACモンツァでディフェンダーとしてプレーしています。彼は若い頃からサッカーに対する情熱を持ち、様々なクラブでの経験を積んできました。

クラブ歴

RCDマジョルカ

マリは、バレンシア州アルムサフェスに生まれ、RCDマジョルカの下部組織でサッカーを始めました。17歳の時、RCDマジョルカBとしてキャリアをスタートし、プロチームでの初出場は2011年12月7日のプリメーラ・ディビシオンの試合でした。この試合では、同じく下部組織出身の選手と交代し、30分間プレイしました。彼は2012年5月5日にも試合に出場し、徐々にチーム内での存在感を高めていきました。

ジムナスティック・タラゴナ

2013年、マリはセグンダ・ディビシオンBのジムナスティック・タラゴナに移籍し、早速スターティングメンバーとして出場しました。しかし、移籍初戦でペナルティキックを与えてしまい引き分けに終わってしまいます。その後、2015年にはクラブがセグンダ・ディビシオンに昇格することが決まり、彼自身も3年契約を新たに結びました。プロとしての初得点は2015年8月30日に記録しました。

マンチェスター・シティ

2016年8月にイングランドのプレミアリーグチーム、マンチェスター・シティFCに移籍。加入後すぐにジローナFCに期限付き移籍し、その後NACブレダやデポルティーボ・ラ・コルーニャでもプレーし、キャプテンとしてチームを牽引しました。

フラメンゴ

2019年の夏、マリはブラジルのCRフラメンゴに完全移籍しました。移籍金は130万ユーロで、彼は歴史的にフラメンゴで活躍したスペイン人選手の一人となります。移籍後すぐにチームの信頼を受け、2019年にはコパ・リベルタドーレスを制し、スペイン人選手として初めてこのタイトルを獲得しました。

アーセナル

2020年1月、アーセナルFCへ買取オプション付きのローンで移籍。FAカップのポーツマス戦で先発デビューし、その後アーセナルに完全移籍。移籍初ゴールはヨーロッパリーグで決めるなど、活躍しましたが、新型コロナウイルスの影響で出場機会が減少していきました。

ウディネーゼ

2022年1月、ウディネーゼ・カルチョへシーズン終了までのローン移籍。アーセナルでの背番号を引き続き着用しました。

ACモンツァ

2022年8月には、条件付きでACモンツァに1シーズンのローン移籍が発表されました。ここでの活躍が期待されています。

私生活

2022年10月、モンツァ在籍中にスーパーでの刺傷事件に巻き込まれたものの、命に別状はありませんでした。事件後、アーセナルの選手たちが彼のためにサポートを表明し、彼の早い回復を祈りました。

タイトル

クラブ

• - フラメンゴ

- カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA：1回（2019）
- コパ・リベルタドーレス：1回（2019）

• - アーセナル

- FAカップ：1回（2019-20）
- FAコミュニティ・シールド：1回（2020）

個人

• - プレミオ・クラッキ・ド・ブラジレイロン：1回（2019）

パブロ・マリは、多くのクラブで経験を積み、数々のタイトルを獲得してきた選手です。そのキャリアは今後も注目されるでしょう。

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