パ・リーグTVとは
パ・リーグTVは、
パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、プロ
野球パシフィック・リーグ(パ・リーグ)の試合を配信する
インターネットテレビサービスです。略称は「パテレ」または「パTV」として親しまれています。長らくテレビ放送が中心だった
プロ[[野球中継]]において、
インターネットの普及を背景に、パ・リーグ各球団が連携して動画配信サービスを開始したのが始まりです。
歴史
2004年、
ソフトバンクグループの
Yahoo! JAPAN内の『
Yahoo!動画』にて、パ・リーグの公式戦や交流戦の一部を無料配信したのが、パ・リーグTVの前身です。当初は一部球団のみの配信でしたが、
2007年に
パシフィックリーグマーケティングが設立され、全6球団の試合が配信されるようになりました。
2010年には有料会員制の『パ・リーグライブTV』としてリニューアル、
2012年に現在の『パ・リーグTV』へと名称変更し、
スマートフォンやタブレット端末への対応も進められました。
2024年3月には、Android TVと
Amazon Fire TVに対応したテレビアプリもリリースされています。
配信内容
配信される映像は、各球団の公式テレビ中継と同じものが使用されており、
GAORA、
J SPORTS、
フジテレビTWO、
日テレNEWS24、
スポーツライブ+など、各放送局の番組と同じ映像が楽しめます。試合中継だけでなく、一球速報や個人成績などのデータも閲覧できるようになり、より詳細な情報を得ながら観戦することが可能です。
過去には、楽天、西武、ロッテ、オリックス、
ソフトバンクの各球団の中継が、
J SPORTSや
FOXスポーツなどを経て、現在の放送体制に落ち着いています。配信内容は、各球団の放送局の変更や契約状況によって、年度ごとに変化している点が特徴です。
特徴
- - マルチデバイス対応: パソコン、スマートフォン、タブレット端末、テレビアプリなど、様々なデバイスで視聴可能。
- - 同時視聴: パソコン版では最大3試合を同時視聴可能。
- - 映像検索: 富士通との提携により、映像検索機能が向上。
- - 豊富なコンテンツ: 試合中継だけでなく、ハイライトや選手のベストシーンも配信。
- - YouTubeチャンネル: 公式YouTubeチャンネルでは、試合のハイライトやオフシーズンの企画など、様々なコンテンツを配信。
- - オリジナルグッズ: パ・リーグTV Shopでは、「パテレ行き」タオルをはじめとするオリジナルグッズを販売。
沿革の詳細
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2004年: 西武ライオンズ主催試合の配信開始。
- 2005年: 福岡
ソフトバンクホークス主催試合の配信開始。
- 2006年: 北海道日本ハムファイターズ主催試合の配信開始。
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2007年:
パシフィックリーグマーケティング設立、楽天とロッテ主催試合の配信開始。
- 2008年: 携帯電話向け「プロ
野球24」開始、オリックスと西武の配信再開。
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2009年:
Yahoo!動画がGyaO!に統合。
- - パ・リーグライブTV時代 (2010年-2011年):
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2010年: 有料会員制の『パ・リーグライブTV』に移行。
- 2011年:
オープン戦の配信開始。
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2012年: 『パ・リーグTV』に改題、バージョンアップ実施。
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2013年: モブキャストが協賛スポンサーとなり、名称が「パ・リーグTV Supported by Mobcast」に。
- 2018年: パーソル社が協賛スポンサーとなり、名称が「パーソル パ・リーグTV」に。マルチアングル配信開始。
- 2020年: 米国でのライブ配信契約を締結。
- 2022年: サイトをパ・リーグ.comとしてリニューアル、一球速報や各種データ閲覧機能を追加。
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2024年: テレビアプリリリース、中南米・カリブ地域での配信契約。
その他の情報
- - 延長時間: いずれのカードも最大23時58分まで。
- - 音楽の著作権: かつては球場内のBGMに音楽が被せられていたが、2008年10月に解消。
- - 回線トラブル: 過去に何度か回線トラブルが発生し、無料配信期間の延長などの対応が取られた。
- - YouTubeチャンネル: 『(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV』は、2022年6月にチャンネル登録者数100万人を突破。
- - グッズ: 「パテレ行き」タオルが人気。
関連サービス
パ・リーグTVは、パ・リーグの試合を様々なデバイスで手軽に楽しめるだけでなく、豊富なコンテンツやオリジナルグッズを通じて、より
野球観戦を深く楽しめるサービスとなっています。