フェリーろっこう

フェリーろっこうの概要

フェリーろっこう（FERRY ROKKO）は、宮崎カーフェリーによって運航されている新しいフェリーです。2022年3月30日に進水し、その後、同年10月4日から神戸～宮崎航路に就航しました。この船は、こうべエキスプレスの後継として内海造船因島工場で建造されました。また、支綱切断は著名な映画監督・河瀬直美によって行われました。

船名は「神戸らしさを感じられる名称」というテーマのもとに公募され、宮崎県立日南高等学校の女子生徒が「ろっこう」と揮毫しました。これは、「ともに成長できる未来ある若者にお願いしたい」という思いを込めたものです。

船内の特徴

フェリーろっこうの船内は、黒と赤を基調にしたシックなデザインが特徴で、壁面には神戸タータンの柄が施されています。この内装は神戸のおしゃれさを体現しており、乗客に快適で洗練された空間を提供します。

4階の設備

4階には多様な客室が用意されており、以下のような部屋タイプがあります。

• - プレミアムツイン：最大3名まで宿泊可能な部屋が8室
• - ファースト客室：快適なツインルームが16室
• - ウィズペット：ペット同伴可能な部屋が2室あります。
• - シングル：64室の個室
• - ドミトリー：6区画の共有空間

さらに、展望サロンやシャワールーム、展望浴室、湯上がりホール、ゲームコーナー、パウダールーム、キッズコーナー、ベビールーム、ペットルーム、ドッグテラスも完備しています。特にキッズコーナーには、チームラボのインタラクティブアート作品「こびとが住まう黒板」が設置され、子どもたちにとって楽しい体験を提供します。

3階の設備

3階には様々な公共の設備があり、利用者が快適に過ごせるよう配慮されています。

• - インフォメーション、ショップ、エントランス
• - イベントステージ・イベントラウンジ：様々な行事やイベントに対応できるスペース
• - 無料の自販機コーナー
• - 多様な客室：

- プレミアム客室
- トリプル（3名×8室）
- バリアフリー（2-3名×2室）
- ファーストフォース（4名×10室）
- ツーリスト（30名×1室）
- ドライバーシングル（1名×110室）

他にも、ドライバー浴室、ドライバーズレストラン、ドライバーズカフェ、ダイニングルームなどが完備され、長距離移動を快適にサポートします。特に、ドライバー向けの設備が充実している点も見逃せません。対話型のインフォメーションも提供しており、乗客が必要な情報をすぐに得られるようにしています。

外部リンクと情報源

フェリーろっこうについての詳細な情報は、公式の宮崎カーフェリーのウェブサイトやMarineTraffic.comで確認できます。新しいこの船は、便利さと快適さを追求し、乗客に優れた体験を提供することを目的としています。

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