ブルースタジオ

ブルースタジオは、既存の建物に新たな息吹を吹き込み、その価値を最大限に引き出すことを得意とする、日本の一級建築設計事務所です。1998年に大地山博がデザイン会社として設立し、その後、大島芳彦、石井健の3名を中心に、2000年に一級建築士事務所として登録。以来、「物件を物語へ」リデザインするという理念のもと、数多くのリノベーションプロジェクトを手がけてきました。

主な人物

大地山博（おおちやま・ひろし）: 1969年生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、CG制作会社を経てブルースタジオを創業。代表取締役社長として、会社の vision を牽引しています。
大島芳彦（おおしま・よしひこ）: 1970年生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、ロンドンの大学や南カリフォルニア建築大学で学び、石本建築事務所を経てブルースタジオに参画。専務取締役兼クリエイティブディレクターとして、デザインを統括しています。武蔵野美術大学と大阪工業大学で客員教授も務める傍ら、一般社団法人リノベーション協議会では理事・副会長として業界の発展に貢献しています。
石井健（いしい・たけし）: 1969年生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業後、設計事務所勤務を経てブルースタジオに入社。執行役員として、プロジェクトを推進しています。

主な作品

ブルースタジオは、集合住宅、商業施設、オフィスなど、多岐にわたるリノベーションプロジェクトを手がけています。主な作品として、「ホシノタニ団地」、「morineki」、「hocco」、「青豆ハウス」、「ロカド香久山」などがあります。これらのプロジェクトは、既存の建物の潜在的な魅力を引き出し、現代のライフスタイルに合わせた快適な空間へと再生させています。

メディア掲載

ブルースタジオは、その革新的な取り組みがメディアからも注目されており、テレビ東京の「カンブリア宮殿」では、「築40年の木造長屋が大人気住宅に！ "家賃を倍"にする不動産再生集団！」として紹介されました。

書籍

ブルースタジオの活動やリノベーションに関する書籍も出版されており、その思想やノウハウを知ることができます。

『リノベーション物件に住もう！ 「超」中古主義のすすめ』（編者:ブルースタジオ）
『リノベーションプラス 拡張する建築家の職能』（監修:松村秀一 馬場正尊 大島芳彦）
『なぜ僕らは今、リノベーションを考えるのか』（著者:大島芳彦 ブルースタジオ）

外部リンク

ブルースタジオのウェブサイトでは、より多くのプロジェクト事例や企業情報をご覧いただけます。

http://www.bluestudio.jp/

ブルースタジオは、単なるリフォームや改修ではなく、既存の建物の歴史や文脈を尊重しながら、新たな価値を創造することを目指しています。彼らの手によって再生された空間は、住む人々に快適さだけでなく、愛着と誇りをもたらし、豊かな暮らしを実現しています。

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