ブルードラゴン

ブルードラゴンシリーズについて

『ブルードラゴン』（BLUE DRAGON）は、ミストウォーカーおよびマイクロソフトが著作権を持つ日本発のコンピュータゲームシリーズです。このシリーズは、主にRPGジャンルに特化しており、略称として「BD」や「ブルドラ」が使われています。

シリーズの起源

シリーズは2006年12月7日に、Xbox 360専用ゲームソフトとして第一作が発売されたことから始まりました。この初作は、坂口博信と鳥山明という豪華なスタッフによってプロデュースされ、多くの期待を集めていました。同年の日本ゲーム大賞でも優秀賞を受賞し、ゲーム業界においても重要なタイトルとして認識されています。さらに、続編としてニンテンドーDS向けに『ブルードラゴン プラス』と『ブルードラゴン 異界の巨獣』がリリースされました。また、テレビアニメや漫画、さらにはカードゲームなど多岐にわたるメディア展開も行われました。

メディアミックス展開

『ブルードラゴン』は、ゲームだけでなく、多様なマルチメディア作品としても展開されています。発売から間もない頃から、漫画やTVアニメ版が制作され、その後も関連商品が次々とリリースされました。これにより、ゲームのストーリーや登場人物がさまざまな視点から描かれる機会が増え、ファン層の拡大が図られてきました。コナミデジタルエンタテインメントから発売されたカードゲームも、関連商品として人気を博しています。これらの作品は、影とブルードラゴンをテーマにしておりながら、各々異なるストーリー展開を持っています。

ゲームの基本情報

主な作品

• - ブルードラゴン（第1作）

- 発売日：2006年12月7日
- 機種：Xbox 360
- 発売元：マイクロソフト
- ジャンル：ロールプレイングゲーム

• - ブルードラゴン プラス

- 発売日：2008年9月4日
- 機種：ニンテンドーDS
- 発売元：AQインタラクティブ
- ジャンル：リアルタイムシミュレーションRPG

• - ブルードラゴン 異界の巨獣

- 発売日：2009年10月8日
- 機種：ニンテンドーDS
- 発売元：バンダイナムコゲームス
- ジャンル：アクションバトルRPG

ゲームプレイ

『ブルードラゴン』は、シンボルエンカウントバトルを採用し、近づくことで敵が出現するシステムです。バトル方式はコマンド式で、特に『ファイナルファンタジーX』のカウントタイムバトルに似た要素があります。また、キャラクターは幻獣のような「かげ」を操ることができ、戦闘を重ねることで影が成長します。この影の成長システムは、ジョブシステムに近い設計がなされており、数種類の「カテゴリー」が存在します。

ストーリー概要

作品の舞台は、魔法と機械によって栄えた古代文明が滅び、忘却された過去を抱える世界。主人公・シュウは、村が襲われる中、友人たちとともに立ち向かうことを決意します。彼らは、不思議な力を得て、悪役ネネに立ち向かう運命に導かれていきます。ストーリーは、光の球を飲むことで現れる力を駆使し、仲間と共に冒険を繰り広げる形で進行します。

登場キャラクター

主なキャラクターには、シャウ、ジーロ、クルック、マルマロなどがいます。彼らはそれぞれ異なる影を持ち、物語に深みを与えます。また、敵役としてネネやその手下たちが登場し、彼らを阻む存在として物語の重要な要素となっています。

シリーズは、ゲームだけにとどまらず、アニメや漫画、カードゲームなど、多様な媒体で広がりを見せています。ファンにとって魅力的な作品群であり、それぞれの魅力を楽しむことができるのが特徴です。

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