ベガスベガス

株式会社ベガスベガスは、パチンコチェーン「ベガスベガス」の運営を中心に、多角的な事業展開を行う企業です。

企業理念と事業概要

同社は、「全てのお客さまに喜んでいただく。全社員の物心両面の幸せの追求。」を企業目的とし、「世界を驚かすワクワクドキドキのエンターテインメント企業をつくる。」を理念として掲げています。パチンコ事業を基盤としながら、アミューズメント施設、不動産開発、飲食事業など、幅広い分野で事業を展開しています。本社を東京都中央区に置き、山形とシンガポールに支社を構え、グローバルな視野で事業を進めています。

沿革

1981年に「株式会社大成商事」として設立された後、1995年に「株式会社タイセー」を設立。2006年には東京本社を設置し、「株式会社タイセーグロス」を設立するなど、事業拡大とともに組織を強化してきました。2010年には、「株式会社ベガスベガス」に社名変更を行い、2017年にはベトナム・ハロン市にカジノ店を開設。2018年には本店所在地を東京都中央区に移転し、東京本社体制に移行しました。これにより、山形本社は山形支社となりました。

事業内容

パチンコ事業

「ベガスベガス」のブランド名で、山形県、宮城県、北海道、東京都、大阪府にパチンコ店を展開しています。かつては、「あたりや」→「現代」→「X・O」のブランド名で店舗展開を行っていました。

カジノ事業

海外では、ハノイの「HOLLYWOOD ONE GAMING CLUB」と「Winners' Club」、ホーチミンの「Galaxy Saigon Club」を運営しています。

その他事業

日焼けサロン「ビーチタイム」を札幌市に展開しているほか、ゲームセンター「ベガジオ」や、飲食事業として「タコとハイボール」（東京・札幌・仙台）、「ビストロタカハシ」、「海老秀」、「美味しい亭」、「山形中華そば 麺や一球」を運営しています。また、温浴施設として「ゆ～とぴあ仙台南」も展開しています。

イメージキャラクター

過去には、元プロ野球選手の清原和博氏を広告キャラクターとして起用していましたが、覚せい剤使用疑惑が浮上したため契約を打ち切りました。その後、石田純一氏を起用しましたが、東京都知事選挙への出馬が取り沙汰された際、契約継続について神経質な局面がありました。

GSビルについて

同社はかつて、仙台駅西口の「GSビル」（旧日乃出興業ビル）を所有していましたが、2008年に売却しました。2017年に仙台市が実施した耐震診断で、同ビルが震度6強～7程度で倒壊する危険性があると診断されたため、オリックス不動産がテナントに退去を要請。その後解体され、跡地は時間貸し駐車場として利用されています。現在、オリックス不動産は跡地を含むエリアでの複合型ビルの建設を模索していますが、近隣施設の契約延長により、再開発は2024年以降になる見込みです。

商標について

愛知県のダイハチが運営する「ベガビック」とは無関係です。ベガスの商標権をめぐり、過去にベガスベガスがダイハチを相手取り裁判を起こしていました。

ベガスベガスは、エンターテインメント業界におけるリーディングカンパニーとして、常に新しい挑戦を続けています。

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