マイネット

株式会社マイネットについて

株式会社マイネット（Mynet Inc.）は、日本に拠点を置く企業で、スマートフォンゲームの開発・運営、ファンタジースポーツ事業、スポーツクラブのデジタルトランスフォーメーション（DX）推進を行っています。コンピュータエンターテインメント協会の正会員でもあります。

事業概要

マイネットは、スマートフォンゲームの買収再生事業や、ファンタジースポーツサービスの提供を主な事業としています。特に、ゲームの運営に関しては、ゲームメーカーとの買収契約や協業契約を通じて、より多くのゲームタイトルを増やすことに注力しています。これにより、タイトル間の相互送客や資産集約効果を図り、運営ゲームの長期成長を目指す独特なビジネスモデルを展開しています。運営タイトルは累計で80本を超え、その中には10年以上にわたり運営されている人気のゲームも10本以上存在します。

マイネットは、創業以前には日本初のソーシャルニュースサイト「newsing」やモバイル集客サービス「katy」を運営しており、さまざまな事業を経て現在の形に至りました。2006年に設立され、その後数回の移転を経て、2016年にはゲーム事業を完全に子会社へ移管し、持株会社に移行しました。これにより、より効率的な経営が可能となっています。

スポーツ事業

マイネットのスポーツ関連の取り組みとして、ファンタジースポーツサービスが注目されています。日本初のリーグ公認ファンタジースポーツサービスを野球とバスケットボールで展開し、特に2021年9月には滋賀県を本拠地とするプロバスケットボールチーム「滋賀レイクス」の運営会社の75%の株式を取得し経営に参加しました。この取り組みは、クラブのデジタルトランスフォーメーションやファンコミュニティの拡充を目指すものでしたが、2023年には株式を他者へ売却し、事業から撤退しました。

沿革

マイネットは2006年7月に設立され、最初に国内初のソーシャルニュースサイト「newsing」をリリースしました。その後、モバイル集客サービス「katy」を展開し、2012年からはスマートフォンゲーム事業に参入しました。2013年には商号を「株式会社マイネット」に変更し、以降も積極的に他社からのゲームタイトルの買収を進めています。

2015年には東京証券取引所のマザーズ市場に上場し、その後も成長を続けています。2016年にはゲーム事業を株式会社マイネットエンターテイメントに移管し、持株会社としての体制を整えました。2021年には日本初のファンタジースポーツサービスを提供開始し、さらにスポーツ事業の拡大を図りました。

子会社および役員

マイネットの子会社には、株式会社マイネットゲームス、OneSports NEXT、mynet.ai、ネクストマーケティングなどがあります。2024年3月時点での代表取締役社長には岩城農が就任し、他にも多くの役員が企業の運営に関わっています。

まとめ

株式会社マイネットは、スマートフォンゲーム及びスポーツ事業において多岐にわたるビジネスを展開しており、その独自のモデルと成長戦略により、業界内で注目されています。今後の展開にも期待が寄せられます。

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