マルヤマクラス

マルヤマクラスは、北海道札幌市中央区に所在する商業施設です。その前身は、旧メルパルク札幌（札幌郵便貯金会館）であり、日本郵政公社による一般競争入札の結果、三菱地所が土地と建物を取得しました。その後、三菱地所と丸紅との共同開発により、新たな商業施設として生まれ変わりました。

施設名称の「マルヤマクラス」は、地名である「円山」に、集合的な意味合いや上品さ、気品などを表す「class」を組み合わせたものです。この名称には、「円山で暮らす」を実現するための「憩い」「出会い」「価値」を求めて人々が集う「クラブハウス」のような場所を目指すという想いが込められています。

施設概要

マルヤマクラスは、地域住民の生活を支える多様なテナントで構成されています。オープン当初、核テナントとして入店したスーパーマーケットは「ダイエー札幌円山店」でした。この店舗は、ダイエーが北海道内で13年ぶりに出店した店舗であり、同社にとって北海道における最後の新規店舗となりました。その後、2015年にマックスバリュ北海道がダイエー北海道地区のスーパーマーケット事業を継承し、「マックスバリュマルヤマクラス店」と改称されました。さらに、2020年にはマックスバリュ北海道がイオン北海道に統合されたため、現在はイオン北海道が店舗を運営しています。

その他にも、北海道2号店となるニトリデコホームや、大型プールを備えたコナミスポーツクラブなどの大型店舗が営業しており、地域住民の生活を豊かにする役割を担っています。

アクセス

マルヤマクラスは、大通や南1条通（裏参道）沿いに位置しており、北海道道453号西野白石線や主要市道9902号南19条宮の沢線（環状通）にも近接しています。公共交通機関を利用する場合は、札幌市営地下鉄東西線円山公園駅6番出口から直結しており、非常に便利です。また、円山バスターミナルからも徒歩約1分（地下直結）という好立地です。

まとめ

マルヤマクラスは、旧メルパルク札幌の跡地に建設された商業施設であり、地域住民にとって欠かせない存在となっています。「円山で暮らす」というコンセプトの下、多様な店舗が集まるだけでなく、地域住民の憩いの場、出会いの場としての役割も果たしています。アクセスの良さも相まって、多くの人々が利用する、地域に根ざした施設と言えるでしょう。

もう一度検索