ラセングル

株式会社ラセングル（Lasengle Inc.）

株式会社ラセングルは、日本に拠点を置くゲーム開発会社で、アニプレックスの完全子会社です。設立は2021年で、コンピュータエンターテインメント協会の正会員としても活動しています。ラセングルの設立は、親会社アニプレックスがディライトワークスのゲーム事業を分割し、新たに設立した会社にその業務を引き継ぐ形で行われました。

歴史

ラセングルは2021年12月15日に設立契約が締結され、同年12月28日に正式に設立されました。その設立を推進したのは、アニプレックスがディライトワークスのゲーム事業を取得するための株式譲渡契約でした。この新会社の代表取締役には、小野義徳氏が就任しました。彼はカプコン及びディライトワークスでの経験があり、その経歴が業界での評価につながっています。

2022年2月1日、アニプレックスは正式にラセングルの全株式を取得しました。この日には、代表作である『Fate/Grand Order|Fate_Grand Order』（通称FGO）のゲーム内ロゴが、ディライトワークスからラセングルのロゴへと変更されるなど、会社としての一体感も醸成されました。同日に行われた株主総会では、役員が選任されました。代表取締役社長は小野氏が務め、会長にはアニプレックスの岩上敦宏氏が就任、さらに取締役には小野木航氏、永田英彦氏、石川恵子氏が選ばれ、監査役には一志順夫氏が就任しました。

ラセングルの社名は、奈須きのこ氏によって命名され、「新しく、覚えやすく、それでいて未知なるもの」という意味が込められています。この言葉通り、ラセングルは新たな挑戦を続けています。

作品

ゲーム

ラセングルは、ディライトワークスから承継した多くの人気作品を保有しています。これらの作品は、現在もサービスが継続中であったり、発売中であったりします。また、過去に提供されていたが現在はサービスを終了したタイトルも存在します。詳細なタイトルとしては、サービスが現在も行われている『Fate/Grand Order|Fate_Grand Order』などの名作があります。

アニメ

ラセングルは、ゲームだけでなく、そのゲームに基づいたアニメコンテンツの制作にも関与しています。これにより、ゲームファンとアニメファンの両方を魅了し、さらなる親和性を築く道を模索しています。

まとめ

株式会社ラセングルは、日本のゲーム業界で新たな展開を見せている企業です。親会社アニプレックスの支援を受け、ディライトワークスからの豊富なコンテンツをもとに、今後の成長が期待されます。業界内でのその動向に注目を集めながら、将来的にも革新的な作品を提供する姿勢を維持し続けることでしょう。

公式な情報は、ラセングルの公式サイトやソーシャルメディアを通じて確認することができます。

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