リーチマイケル

リーチ マイケル：日本ラグビー界を牽引する魂

リーチ マイケル（Michael Leitch）は、1988年10月7日、ニュージーランドのクライストチャーチで生まれました。スコットランド系の父親とフィジー出身の母親を持つ彼は、15歳でラグビー留学のため来日し、札幌山の手高校に入学。その後、東海大学に進学し、ラグビーの才能を開花させました。

プロとしてのキャリア

東海大学卒業後、リーチは東芝ブレイブルーパス（現：東芝ブレイブルーパス東京）に加入。2008年には日本代表として初キャップを獲得し、その実力を示しました。2013年にはスーパーラグビーのチーフスへの移籍が発表されましたが、怪我のため契約は解除されました。しかし、同年には日本国籍を取得し、「リーチ マイケル」として新たなスタートを切りました。

日本代表キャプテンとしての活躍

2014年から2021年まで、リーチは日本代表のキャプテンを務め、チームを牽引しました。特に、2015年のラグビーワールドカップでは、強豪南アフリカを破るという歴史的な勝利に貢献。2019年のワールドカップでは、チームを初のベスト8に導きました。そのリーダーシップと献身的なプレーは、多くのファンを魅了しました。2024年、再び日本代表キャプテンに就任し、チームをさらなる高みへと導くべく、情熱を燃やしています。

多彩な才能

リーチは、ラグビー選手としてだけでなく、カフェ「Cafe＋64」のオーナーとしても活躍。ニュージーランドの文化を発信する場を提供しています。また、テレビ番組やCMにも多数出演し、幅広い層にその名を知られるようになりました。

人物像

リーチは、190cm、105kgという恵まれた体格を持ち、フランカーやナンバーエイトとしてプレーします。左利きであることも特徴です。フィールド上では、圧倒的なパワーと粘り強いタックルでチームを支えます。また、その人間性も高く評価されており、多くの仲間やファンから愛されています。

主な出来事

2008年：ラグビージュニア世界選手権に日本代表として出場、アメリカ戦で日本代表初キャップ獲得
2013年：日本国籍を取得し、登録名を「マイケル・リーチ」から「リーチ マイケル」に変更
2014年：日本代表キャプテンに初就任
2015年：ラグビーワールドカップで南アフリカを破る
2019年：ラグビーワールドカップでチームを初のベスト8に導く
2022年：ジャパンラグビーリーグワン通算100試合出場達成
2023年：ラグビーワールドカップフランス大会で4試合先発出場
2023-24シーズン：東芝ブレイブルーパス東京のキャプテンとして、チームをリーグワン初優勝に導く
2024年：日本代表キャプテンに再就任

受賞歴

ジャパンラグビートップリーグ 新人賞 (2011-12)
* ジャパンラグビートップリーグ ベストフィフティーン (2011-12, 2012-13, 2014-15, 2015-16, 2017-18)


リーチ マイケルは、日本ラグビー界の象徴的な存在として、これからもその活躍が期待されています。彼の情熱とリーダーシップは、多くの人々に勇気と感動を与え続けるでしょう。

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