上路雪江

上路 雪江（じょうじ ゆきえ）

上路雪江（じょうじ ゆきえ）は、1974年10月6日生まれの日本のフリーアナウンサーであり、元々岩手めんこいテレビのアナウンサーとして知られています。彼女は福島県福島市出身であり、福島大学を卒業後、1998年に岩手めんこいテレビに入社しました。彼女は入社早々に、先輩アナウンサーの退社に伴い、情報番組『山・海・漬』の二代目女子アナ司会者に選ばれました。

キャリアの始まり

上路はその後、全国ネット番組にも出演し、『FNS27時間テレビ』や『女子アナスペシャル』などで存在感を示しました。彼女のキャリアが進展する中で、IBC岩手放送の社員でもある上路健介（現在は実業家）との結婚を経て、岩手めんこいテレビを退社することになります。

結婚後はしばらく育児に専念し、休業していましたが、2002年にはフリーアナウンサーとして新たな道を歩み始めます。この転身後、夫のつながりを活かし、IBC岩手放送の番組『じゃじゃじゃTV』で照井健と共に司会を務めることになりました。育児との両立のため、一時的に産休を取ることもありましたが、その後はさまざまなテレビやラジオ番組に出演し、またイベントの司会などでも活躍しています。

名前の変遷と活動の拡大

彼女は結婚・出産の後もしばらくは旧姓の「佐藤雪江」で活動していましたが、『じゃじゃじゃTV』を卒業したことで、東京での活動に移行し、現在の名前「上路雪江」を名乗るようになりました。この名前で、『ビビット』や『グッとラック!』といったTBSの人気番組に出演しました。2023年1月からは『ゴゴスマ』の中継レポーターとして水曜日と金曜日に登場していました。

不倫報道とその後の影響

しかし、彼女のキャリアに暗い影を落とす出来事が起こります。2023年4月17日、週刊誌『FLASH』の電子版において、重婚状態のフリーディレクターとの不倫疑惑が報じられました。この報道では、彼女が横浜・中華街の飲食店で男性と共に食事をし、その後シティホテルに約6時間滞在したという内容が示されました。また、二人の手をつなぐ姿の写真も掲載され、「W不倫」として大きく取り上げられたのです。

この報道を受け、上路は所属事務所を通じて声明を出し、相手は「仕事仲間」であり、男女の関係ではないと否定しました。さらに、自身がホテルにはチェックインしておらず、あくまでトイレを確認しただけであると説明しました。報道の影響で、『ゴゴスマ』では彼女が出演することはなく、最終的には降板が決定しました。そして2023年5月1日には、ホリプロとの契約が解除されたことも報じられました。

映画・テレビでの活躍

上路雪江はアナウンサーとしてのキャリアが注目される一方、映画にも出演しています。例えば、『夢二人形』や『三面夢姿繪 ―みつおもてゆめのすがたえ』などで役を演じました。また、フリーアナウンサーとしては、IBC岩手放送やTBSなど多くの番組に関わり、幅広いメディアで活躍しています。特に、リポーターとしての役割を果たし、インタビューやイベントなどでの司会もこなす多才なアナウンサーです。

上路雪江は、彼女自身の成長とキャリアを通じて、多くの人々に影響を与える存在であり、今後の活動からも目が離せません。

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