並木月海

並木月海（なみき つきみ）

並木月海は、日本の女子アマチュアボクシング選手。1998年9月17日生まれ、千葉県成田市出身。2020年東京オリンピック（2021年開催）フライ級銅メダリストであり、2018年世界女子選手権大会でもフライ級銅メダルを獲得している。

プロフィール

生年月日: 1998年9月17日
出身地: 千葉県成田市
階級: フライ級、ライトフライ級
主な実績:
2020年東京オリンピック フライ級 銅メダル
2018年世界女子選手権 フライ級 銅メダル
全日本選手権フライ級優勝（2021年）
エロルダ・カップ ライトフライ級金メダル（2022年）
アジア選手権 ライトフライ級銀メダル（2022年）

来歴

4人兄弟の末っ子として育ち、姉と兄の影響で幼稚園の年中から空手を始める。小学4年生からは、空手時代の戦友である那須川天心に誘われ、キック[[ボクシング]]も始めた。中学時代は一時格闘技から離れるも、中学2年生からボクシングを始める。2013年に東京オリンピックの開催が決定したことを機に、ボクシングの強豪校である花咲徳栄高等学校へ進学。

高校時代には、全日本選手権ジュニアの部ライトフライ級で優勝、全国高校選抜フライ級でも優勝するなど、数々の実績を残した。高校卒業後は自衛官となり、自衛隊体育学校に所属。国内外の大会で活躍し、2018年の世界選手権では銅メダルを獲得。2021年の東京オリンピックでは、女子フライ級で銅メダルを獲得した。

オリンピック後、2024年パリオリンピックの階級変更に合わせてライトフライ級に転向。アジア選手権で銀メダルを獲得するなど、新たな階級でも実績を重ねた。しかし、2023年のアジア大会ではオリンピック出場権を獲得できず、その後の全日本選手権も欠場。2024年3月には自衛隊を退職した。

人物

同い年の那須川天心とは幼馴染であり、互いに切磋琢磨してきた。中学生時代にはキック[[ボクシング]]の試合で3戦3勝（3KO）の成績を収めている。高校時代は、自宅から高校まで往復5時間かけて通学していた。

東京オリンピック

2021年、東京オリンピックに出場。準々決勝でコロンビアの選手に勝利し、メダルを確定させる。準決勝ではブルガリアの選手に敗れたものの、銅メダルを獲得した。この功績により、地元成田市から市民栄誉賞を受賞した。

今後の展望

自衛隊を退職し、今後の活動については明言していないが、ボクシング界でのさらなる活躍が期待される。

獲得タイトル

全国高等学校ボクシング選抜大会 フライ級優勝（第26回、第27回）
2015年バルカン国際トーナメント フライ級金メダル
第6回カザフスタン大統領杯 フライ級金メダル
2018年世界女子ボクシング選手権大会 フライ級銅メダル
コンスタンチン・コロトコフ記念国際トーナメント 51kg級金メダル（2019年、2021年）
2020年東京オリンピック（2021年開催） フライ級銅メダル
2021年全日本ボクシング選手権 フライ級優勝
2022年エロルダ・カップ ライトフライ級金メダル
2022年アジア選手権 ライトフライ級銀メダル

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