中浦和駅

中浦和駅：静かな住宅街に佇む埼京線の駅

駅の概要

中浦和駅は、埼玉県さいたま市南区鹿手袋にあるJR東日本埼京線の駅です。駅番号はJA 22。東北本線支線に位置しますが、運転系統上は埼京線として案内されています。高架駅で、島式ホーム1面2線を有しています。武蔵[[浦和駅]]が管理駅となっており、JR東日本ステーションサービスが業務委託を行っています。早朝や日中の一部時間帯は遠隔対応となり、改札係員が不在となる場合もあります。

歴史

中浦和駅は1985年9月30日に国鉄の駅として開業しました。1987年の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。その後、1993年には自動改札機が導入され、2001年にはSuicaが利用可能となりました。2007年にはみどりの窓口が営業を終了し、2019年にはダイヤ改正により快速電車の停車駅となりました。

駅構造と設備

改札口は1ヶ所あり、自動改札機、自動券売機、指定席券売機が設置されています。みどりの窓口は閉鎖されています。エスカレーターは西口・東口改札口とホーム間に設置され、エレベーターも改札内と東口に設置されています。トイレは男女別で改札内にあり、車椅子対応のトイレもあります。駅の直下には武蔵野貨物線が通り、別所信号場がありますが、当駅とは直接接続していません。高架構造のため、天候条件が良ければ富士山を望むことができます。

ステーションカラー

埼京線北赤羽駅から北与野駅間の各駅にはステーションカラーが設定されており、中浦和駅のカラーはカナリアイエローです。

利用状況

2023年度の1日平均乗車人員は約12,500人です。開業以来、利用者数は増加傾向にあります。

駅周辺

駅周辺は閑静な住宅街が広がっています。浦和の中心部からは西に離れており、埼玉県庁舎やさいたま市役所、国道17号、旧中山道からは距離があります。駅ホームからは浦和の中心部を望むことができ、路線バスで結ばれています。駅北側は南区と桜区の境界線となっています。駅名に「中」浦和と付く通り、かつては浦和市の中心部への最寄り駅として期待されていましたが、実際には武蔵[[浦和駅]]が発展しました。駅舎1階部分にはボウリング場が入居しています。

バス路線

中浦和駅を発着するバス路線は、国際興業バスが運行しています。駅高架下と西口ロータリーから路線バスが出ています。桜区役所、西浦和車庫、志木駅東口、浦和駅西口などを結ぶ路線が運行されています。また、平日のみ運行のコミュニティバスも利用可能です。

隣の駅

通勤快速は通過します。

備考

中浦和駅は、静かな住宅街に位置する、落ち着いた雰囲気の駅です。高架構造から富士山を望むことができる絶景ポイントとしても知られています。周辺は住宅地ですが、バス路線が充実しており、浦和の中心部へのアクセスも良好です。

出典

JR東日本公式サイト
埼玉県統計年鑑
* その他広報資料等

もう一度検索