丸亀市総合運動公園

丸亀市総合運動公園

丸亀市総合運動公園は、香川県丸亀市にある市営と県営のスポーツ施設が揃い、多様な運動を楽しむことができる場所です。公園には、丸亀市が運営する丸亀市総合スポーツセンターと香川県が管理する香川県立丸亀競技場が含まれており、地域のスポーツ活動に大きく寄与しています。

この運動公園は、市街地の南西にあり、交通の便も良好です。国道11号線や香川県道33号沿いに位置し、アクセスが便利なため、多くの市民や訪問者が利用しています。総面積は26.3ヘクタールで、計画決定面積は37.8ヘクタールと広大で、さまざまなスポーツ活動が行える環境を整えています。

公園の歴史と発展

丸亀市総合スポーツセンターは1972年に着工され、翌年には陸上競技場がオープンしました。その後もテニスコートやプールなど、施設が次々と建設されていきました。1993年には、老朽化した屋島陸上競技場に代わる香川県立丸亀競技場の建設が決定され、1997年に完成しました。これにより、丸亀市は大規模なスポーツイベントを開催するための基盤を整え、地域スポーツの振興に努めてきました。

公園内の丸亀市民体育館では、プロバスケットボールチームである香川ファイブアローズのホームゲームが行われており、地域住民にとってのスポーツ観戦の場としています。また、Jリーグのカマタマーレ讃岐が丸亀競技場を本拠地にしており、サッカーファンもこの公園を訪れています。

新しい施設の追加

2010年には新たな野球場の計画が発表され、香川県高校野球連盟や地域のプロ野球チームと協力の下、建設が進められました。この野球場は2015年に「四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀」という愛称でオープン。多機能な親水エリアや芝生広場も整備され、家族連れや子どもたちが楽しめる空間も提供されています。

設備の特徴

公園内には様々なスポーツ施設が完備されています。主な施設には以下があります。

• - 陸上競技場兼球技場: アンツーカー舗装で400mトラックを持ち、幅広い陸上競技が行えます。
• - テニスコート: ナイター設備がある4面の砂入り人工芝コートやクレイコートも完備。
• - 多目的広場: イベント時には臨時駐車場にも対応するクレー舗装の球技場。
• - 丸亀市民体育館: バスケットボールなどが行え、市のスポーツの中心地として機能。
• - 香川県立丸亀競技場: 陸上競技連盟の公認を受けた競技場で、カマタマーレ讃岐が本拠地として活用。
• - 丸亀市民球場: 最新の設備を持つ野球場で、多くの試合が開催されます。

アクセス情報

アクセスについては、JR四国予讃線の丸亀駅からバスやタクシーでの移動が可能です。バスの場合、「スポーツセンター」または「丸亀スタジアム」行きの便を利用すれば約20分ほどで到着します。タクシーであれば、わずか10分ほどでアクセスできます。

また、高松自動車道善通寺ICからは車で10分という立地で、周辺にはボートピアもあり、スポーツ以外の楽しみも同時に提供されています。

このように、丸亀市総合運動公園は地域市民のスポーツ活動の拠点となっており、今後も多くの人々に愛される場所であり続けることでしょう。その多様な設備と便利なアクセスは、スポーツ愛好者だけでなく、家族連れなど幅広い層の人々に利用されています。

もう一度検索