井林章

井林章 (いばやし あきら)

基本情報

井林章は1990年に広島県東広島市で生まれたプロサッカー選手です。現在は鹿児島ユナイテッドFCに所属しており、主にディフェンダーとしてプレーしています。

キャリアの始まり

井林はサンフレッチェ広島の提携スクールであるサンフレッチェびんごでサッカーを始めました。この時期には同期に岡本知剛がいました。彼はその後、地元の名門、広島県立広島皆実高等学校に進学し、2006年から2008年にかけてサッカー部に所属しました。高校時代の3年次にはレギュラーとしてCBポジションでプレーし、第87回全国高等学校サッカー選手権大会で優勝を果たしました。決勝では松岡と共に大迫勇也をマークし、その卓越したパフォーマンスから大会優秀選手にも選出されています。

大学時代

2009年からは関西学院大学に進学しました。井林は大学生活の中で実力を発揮し、2012年には東京ヴェルディに特別指定選手として登録されました。また、同年に関西学生選抜にも選ばれ、大学サッカーのトップレベルで活躍しました。

プロキャリア

正式には2013年に東京ヴェルディに入団し、2015年度にはチームの主将に任命されるという重要な役割を担いました。その後、2019年にサンフレッチェ広島へ完全移籍し、2021年6月には清水エスパルスに移籍することが発表されました。しかし、2023年12月に契約満了により退団が発表され、2024年には現在の鹿児島ユナイテッドFCに加入しています。

プライベート

井林はインタビューで釣りやアニメに対する愛を語っています。大学の先輩である梶川諒太によれば、昆虫にも興味があるようです。また、彼自身の意見が『エルゴラッソ』の取材を介して『フォトカノ』という作品について発信され、公式アカウントからも反応を受ける一幕がありました。その結果、彼の意見をもとにフォトカノのキャラクターを模したゲートフラッグも作成されました。

さらに、井林がサッカーを通じて得点を挙げるごとにフィギュアが贈られる「フィギュアパートナー」契約も結ばれ、Jリーグ史上初の試みとして話題となりました。彼の得点に対するフィギュア贈呈式では、『とらドラ!』の逢坂大河や『狼と香辛料』のホロのフィギュアが送られるなど、彼のサッカー以外の趣味もファンから支持を受けています。

所属クラブ

井林のサッカーキャリアは以下のクラブで構成されています。

• - 1999年 - 2002年: コスモ東広島FC(東広島市立寺西小学校)
• - 2003年 - 2005年: サンフレッチェびんごJr.Y(東広島市立西条中学校)
• - 2006年 - 2008年: 広島皆実高等学校
• - 2009年 - 2012年: 関西学院大学
• - 2013年 - 2018年: 東京ヴェルディ
• - 2019年 - 2021年6月: サンフレッチェ広島
• - 2021年6月 - 2023年: 清水エスパルス
• - 2024年 - : 鹿児島ユナイテッドFC

彼はまた、Jリーグにおいて様々な選抜チームにも選ばれていることから、その実力は広く認められています。彼の今後の活躍に期待が寄せられています。

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