第87回全国高等学校サッカー選手権大会

第87回全国高等学校サッカー選手権大会の概要

2008年の年末から2009年の初めにかけて行われた第87回全国高等学校サッカー選手権大会は、12月30日から1月12日までの14日間にわたって開催されました。本大会は、全国の高校チームが集結し、熱戦を繰り広げる貴重なスポーツイベントとして知られています。

開催概要

大会では、Jリーグのレジェンド、小笠原満男選手から「勝 自分に勝つ 敵に勝つ」というメッセージが届けられ、選手たちに大きな勇気とモチベーションを与えました。試合の準決勝の会場は、従来の国立競技場から埼玉スタジアム2002に変更され、国立競技場では開幕戦と決勝戦の二試合だけが行われました。この変更は、準決勝が行われる日と国立競技場で予定されていた大学ラグビーの決勝が重なったためです。

レギュレーション

大会の試合は、一回戦から準々決勝までは80分（40分ハーフ）で実施され、勝敗がつかない場合はPK戦で勝者を決定します。準決勝以降は90分（45分ハーフ）で行われ、万が一勝敗がつかない場合は、準決勝では延長なしのPK戦、決勝戦では20分（10分ハーフ）の延長戦を行い、それでも決まらない場合には再度PK戦を行います。

日程

大会の日程は以下の通りです：

• - 11月16日：神奈川県を除く代表校決定
• - 11月17日：全国大会組合せ抽選会
• - 12月7日：神奈川県代表決定により全代表校決定
• - 12月30日：開会式・開幕戦
• - 1月12日：決勝

使用会場

本大会では、以下の会場が使用されました：

• - 国立競技場（開会式、開幕戦、決勝戦）
• - 埼玉スタジアム2002（1回戦、2回戦、準決勝）
• - 駒沢陸上競技場（1-3回戦、準々決勝）
• - ニッパツ三ツ沢球技場（1-3回戦、準々決勝）
• - さいたま市駒場スタジアム（1-3回戦）
• - 市原臨海競技場（1-3回戦）
• - 国立西が丘サッカー場（1、2回戦）
• - 柏の葉公園総合競技場（1、2回戦）
• - 等々力陸上競技場（1、2回戦）

出場校

各地区から選ばれた高校チームがトーナメント方式で戦い、勝ち上がったチームが全国の頂点を目指しました。試合の結果や個人賞も注目され、特に得点王には大迫勇也（鹿児島城西）が10得点で最多得点記録を打ち立てました。また、チームとしても鹿児島城西が6試合29得点という新記録を樹立しました。

表彰内容

大会の優勝チームには、優勝旗や様々な表彰状、トロフィーが授与され、準優勝校や第3位校にもそれぞれの賞が用意されていました。特に優勝校には、日本サッカー協会や文部科学省からの表彰状、さらに各種杯やメダルが贈られ、選手たちの努力が称えられました。

関連項目

全国高等学校サッカー選手権大会は、日本のサッカー界において特に重要なイベントであり、高校サッカーの選手たちにとって夢の舞台です。また、今年の大会も小笠原満男選手や応援マネージャーの逢沢りなさん、応援歌を歌ういきものがかりなど多くの人々の力が結集し、成功を収めました。

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