今野智博

今野智博のプロフィール

今野智博（こんの ともひろ、1975年7月25日生まれ）は、日本の政治家及び弁護士として知られる人物です。埼玉県深谷市で生まれ、基礎的な教育を受けた後、高校を卒業し、早稲田大学で政治学を学びました。彼は2003年に司法試験に合格し、その後弁護士としてのキャリアをスタートさせました。

経歴

今野は1994年に私立巣鴨高校を卒業し、その後、早稲田大学政治経済学部に進学、政治学を専攻しました。大学卒業後、2003年11月に司法試験に合格し、2005年には弁護士登録を果たします。その後、五木田・三浦法律事務所で勤務しますが、政治家としての道を選んだのは、2012年の衆議院議員選挙でした。

2012年12月に行われた第46回[[衆議院議員総選挙]]では、埼玉11区から自民党の公認候補として出馬しましたが、無所属候補の小泉龍司に敗れました。しかし、比例北関東ブロックで復活当選を果たし、政治家としての地位を確立しました。2014年の第47回衆議院議員選挙でも小泉に敗れましたが、再び比例で復活し、2期目を迎えました。

ところが、2017年10月の第48回衆議院議員選挙では、自民党の推薦を受けつつ無所属で出馬し、小泉との対決に臨みましたが、落選しました。

トラブルと逮捕

議員としてのキャリアの後、今野は弁護士事務所を開業しましたが、その後、重大な法律違反に関与することになります。2024年6月13日、警視庁によって逮捕された彼は、弁護士法違反の疑いをかけられました。具体的には、2023年9月から2024年3月の間に、無資格の男女を用いて茨城県や他の地域で発生した詐欺事件に関する法律業務を請け負っていたとされます。彼は約900人の被害者から約5億円の報酬を受け取ったとされ、実際に被害金が返還されたケースはほとんどないと見られています。

その後、彼と共に法律業務を行っていた10人の男女も逮捕され、更に同年8月には主犯格の会社役員2人が新たに逮捕される事態に発展しました。これにより、今野が利益を得た手法が明らかになり、法律業務における不正の実態が浮き彫りになりました。

政策と考え方

今野は政治家としていくつかの政策について明確なスタンスを示しています。特に憲法9条の改正や集団的自衛権の行使に賛成し、アベノミクスを評価しています。また、原子力発電の必要性を主張し、特定秘密保護法の重要性も認識しています。過去の談話に関しては見直すべきだとの意見ですが、女性宮家の創設や選択的夫婦別姓制度の導入に対しては反対の立場をとっています。

所属団体

彼は日本会議国会議員懇談会や神道政治連盟国会議員懇談会など、いくつかの団体に所属し、政治活動を通じて自らの考えを広めようと努めています。さらに、文化芸術懇話会や靖国神社への参拝を支持する会にも関与しており、保守的な立場を貫いています。今後の彼の動向から目が離せません。

もう一度検索