仙台市体育館

仙台市体育館（カメイアリーナ仙台）



仙台市体育館は、宮城県仙台市太白区富沢に位置する市営の大型体育館です。この施設は2005年からBリーグの仙台89ERSのホームアリーナとして利用されており、2016年7月からはカメイに命名権が譲渡され、『カメイアリーナ仙台』としても知られています。

概要



仙台市体育館は、仙台市中心部の南にある長町地区の南西側に位置し、周囲には富沢公園が広がっています。体育館内には、屋内トレーニング室や温水プールなどの施設も完備されており、地域住民のスポーツ振興や各種大会に利用されています。

この体育館は仙台89ERSのホームゲームのほか、2007-2008シーズンに改修工事が行われた際には仙台市青葉体育館でホームゲームを開催しましたが、2008-2009シーズンからはほぼ全試合が仙台市体育館で行われるようになりました。とはいえ、2013-2014シーズン以降は主要会場がゼビオアリーナ仙台に変更されましたが、仙台市体育館でも1シーズン約8試合行われています。

また、Fリーグのヴォスクオーレ仙台のホームゲームも開催されており、地域のスポーツ文化を支える重要な施設となっています。スポーツイベントのほかにも、東北大学などの入学式や卒業式、成人式、さらにはコンサートなど多岐にわたるイベントに利用されており、以前はディズニー・オン・アイスが恒例のイベントとして開催されていました。

主な施設



第一競技場




第二競技場




そのほかにも、温水プール（25m、5コース）、トレーニング室、体育室などの多様な施設が揃い、市民にとって利用しやすい環境が整えられています。

利用者数・決算



これまでのデータによると、仙台市体育館では年間利用者数がアリーナ約47.7万人、プール約2.6万人に達していたと言われています。ただし、2007年度には改修工事の影響で利用者数が減少しました。

国際大会実績



仙台市体育館は多くの国際大会が開催された実績があり、1996年から2015年にかけて、ボクシング、バレーボール、バスケットボールなどの重要な大会が行われています。これにより、地域のスポーツ施設としての評価も高まっています。

アクセス



仙台市地下鉄の富沢駅からは徒歩約5分、JR東北本線の太子堂駅からも徒歩圏内と、アクセスも良好です。イベント時には駐車場の台数が限られているため、公共交通機関の利用が推奨されます。

周辺施設



周辺には広南病院や地底の森ミュージアムなどがあります。これらの施設と併せて、地域の人々に親しまれるスポットとなっています。

このように、仙台市体育館はスポーツイベントだけでなく、様々な地域活動に貢献する重要な施設です。

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