仲三河優太
仲三河 優太（なかみがわ ゆうた）
プロフィール
経歴
プロ入り前
仲三河優太は小学校2年生の時に大平東クラブで軟式野球を始め、その後、栃木市立大平中学校での活躍が光りました。中学校では小山ボーイズに所属し、投手としてジャイアンツカップで準優勝を果たし、U-15ワールドカップにも出場しました。この時に同じU-15日本代表チームにいたのは、後に西武で同じく指名を受けた山村崇嘉です。
高等学校は大阪桐蔭に進学し、そこで投手として入部しました。1年生からベンチ入りし、次期エース候補としても期待されていましたが、右肩の痛みが影響し、3年生から外野手に転向しました。特に、3年春に予定されていた第92回選抜高等学校野球大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となり、夏の甲子園交流試合に出場するも右足親指を負傷し、限られたプレータイムに終わりました。このような厳しい状況の中でも、高校通算11本塁打を記録。
プロ入り
2020年10月26日のドラフト会議では埼玉西武ライオンズから7位指名を受け、11月16日に1,500万円の契約金、600万円の年俸で契約を結びました。背番号は66に決まり、担当スカウトは後藤光貴氏でした。
西武時代
2021年にはイースタン・リーグで8月5日の北海道日本ハムファイターズ戦にて公式戦初本塁打を放つなど、二軍で77試合に出場。打率は.210で、1本塁打22打点を記録しました。
2022年には東北楽天ゴールデンイーグルス戦でランニング本塁打を達成するなど成績を残しましたが、打率は.188と課題も見受けられました。当年、チーム内では9本塁打を記録し、パンチ力をアピールしました。
2023年にはオープン戦に初めて起用され、阪神タイガース戦で決勝本塁打を放ち、注目を集めました。しかし、シーズン中は三軍戦への出場が中心となり、二軍での出場はわずか11試合、一軍での出場は果たせませんでした。オフシーズンには教育リーグ・みやざきフェニックス・リーグに参加し、攻撃力を見せつけました。その結果、シーズン中に戦力外通告を受けるも秋季キャンプに参加し、11月23日には育成選手として再契約されました。
選手の特徴
仲三河は鋭いスイングと長打力を兼ね備えた強打者です。守備面では、強肩が際立っています。また、フィジカルの強さも目を引きます。
人物
彼の愛称には「ナカミ」や「ナカミー」があり、元二軍監督であった松井稼頭央からは「野球に対する姿勢が素晴らしい」と高く評価されています。
詳細情報
- - 背番号: 66（2021年 - 2023年）、135（2024年 - ）
関連項目
外部リンク
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