内山壮真

内山壮真選手のプロフィールと経歴

内山壮真（うちやま そうま、2002年6月30日生まれ）は、富山県中新川郡上市町出身のプロ野球選手で、現在は東京ヤクルトスワローズに所属しています。ポジションは主に捕手と外野手で、右投げ右打ちの選手です。

プロ入り前の経歴

内山選手は、小学校3年生のときに野球を始めました。本格的に野球を学ぶために地元を離れ、石川県の星稜中学校に進学しました。中学時代には、遊撃手として活躍しながら、正捕手も務めました。この間、全国大会での優勝を2度経験し、さらにU-15アジア野球選手権大会では正捕手としてベストナインと本塁打王の栄誉も獲得しました。

その後、星稜高等学校に進学し、硬式野球を始めます。同校では遊撃手としてレギュラーとなり、全国高等学校野球選手権大会にも出場しました。特に、2年生の夏には準優勝に貢献し、決勝戦での活躍が印象的です。その後、キャッチャーとしての本職に戻り、さらなる成長を遂げることになりますが、新型コロナウイルスの影響での大きな大会の中止が続きました。

ヤクルト入りとプロ生活

2020年にプロ志望届を提出し、ドラフトで東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けて入団しました。契約金は5000万円で、年俸は580万円。背番号は33です。2021年4月には特例措置により一軍登録され、プロ初出場を果たしました。自身の打席でキャッチボール相手も務めるなど、一軍での経験を積んでいきました。

2022年シーズンには開幕一軍を勝ち取り、初安打・初打点も記録しました。また、古賀選手との競争を経て、正捕手としての地位も確立させていきました。この年には日本シリーズにも出場し、重要な場面での代打起用によってチームの勝利に貢献しました。

2023年シーズンとさらなる活躍

2023年からは外野手としても練習を重ね、開幕スタメンに起用されました。シーズン中には連続本塁打を記録するなど、調子を上げていきました。また、中堅手としての初先発も果たし、チームにおけるその柔軟な役割が買われています。

選手としての特性

内山選手の魅力のひとつは、バッティングのセンスと選球眼です。高校時代に通算34本塁打を記録するなど、打撃でも高い評価を受けており、元々は遊撃手として始めたものの、プロ入り後は捕手や外野手としても活躍しています。捕手としての投手に対するリードや二塁送球では強肩を持ち、特に1.8秒台という迅速な送球が注目されています。

人物紹介

内山選手には「うっちー」という愛称があり、家庭の影響で幼少期から空手を経験していた過去があります。憧れの選手はヤクルトOBの古田敦也で、登場曲にはEXILEの楽曲を使用しています。彼の情熱と努力に満ちたプレースタイルは、多くのファンを魅了しています。今後のさらなる成長と活躍に期待が寄せられています。

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