北杜市考古資料館

北杜市考古資料館について

北杜市考古資料館は、山梨県北杜市に位置する資料館です。この資料館は、2007年4月に「谷戸城ふるさと歴史館」として開館した後、現在の「北杜市考古資料館」へと名称を変更しました。館内では、北杜市内の各遺跡から発掘された旧石器時代から戦国時代にかけての貴重な遺構や遺物を常設展示しており、北杜市の歴史を深く理解するための重要な拠点となっています。

常設展示の内容

資料館は3つの展示室に分かれており、それぞれの時代に焦点を当てた展示が行われています。

展示室1：旧石器時代～縄文時代

この展示室では、北杜市における人類の足跡を辿る旅が始まります。特に、国指定史跡である金生遺跡からの出土品を中心に、旧石器時代から縄文時代にかけての生活様式や文化を知ることができます。遺跡のガイダンスも行われており、発掘された石器や土器を通して、当時の人々の生活を想像することができます。

展示室2：弥生時代～平安時代

この展示室では、弥生時代から平安時代にかけての北杜市の歴史を展示しています。この時代の人々の生活や文化の変化を示す土器、金属器などの出土品が展示されています。この時代の社会構造や文化の発展を深く理解することができます。

展示室3：中世（鎌倉時代～戦国時代）

中世の展示室では、国指定史跡である谷戸城跡のガイダンスを中心に展示しています。鎌倉時代から戦国時代にかけての北杜市の歴史を、城郭の構造や出土品を通して知ることができます。当時の武士の生活や戦の様子が伺えます。

利用案内

開館時間

午前9時から午後5時まで（入館は午後4時30分まで）

観覧料

大人：210円（団体料金：100円）
小中学生：100円（団体料金：50円）
※団体料金は20名以上の場合に適用されます。

休館日

火曜日・水曜日（祝日の場合は木曜日）、祝日の翌日（土・日曜日、祝日を除く）、12月28日～1月4日

アクセス

路線バス

JR中央本線小淵沢駅から北杜市民バスに乗車し、「旧JA大泉支店前」バス停で下車後、徒歩約6分です。

車

中央自動車道長坂ICから約10分です。

まとめ

北杜市考古資料館は、北杜市の豊かな歴史と文化を体感できる場所です。各時代の遺跡から発掘された貴重な遺物を通して、古代から中世にかけての北杜市の歴史を学ぶことができます。ぜひ一度訪れて、北杜市の歴史を深く探求してみてください。

外部リンク
北杜市考古資料館

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