南平岸駅

南平岸駅（みなみひらぎしえき）

南平岸駅は、北海道札幌市豊平区平岸4条13丁目にある、札幌市交通局（札幌市営地下鉄）南北線の駅です。駅番号はN13。

概要

北24条駅〜真駒内駅間の開通に伴い、霊園前駅（れいえんまええき）として開業しました。旧駅名は札幌市営平岸霊園の最寄り駅であったことに由来しますが、「イメージが暗い」という理由で住民から名称変更の要望がありました。1994年（平成6年）10月14日の東豊線（豊水すすきの駅〜福住駅間）延伸開業に合わせて、「平岸地区の南側」という意味から現在の名称に変更されました。

南北線の当駅〜真駒内駅間は札幌市営地下鉄唯一の地上路線であり、当駅の400〜500メートル北側から地上に出て、以南は定山渓鉄道の廃線跡を転用したシェルター付きの地上高架区間となります。また、豊平区にある駅としては唯一の高架駅でもあります（それ以外の駅は全て地下駅です）。

駅スタンプは南平岸駅のイニシャルMの中に平岸高台公園が描かれたデザインになっています。

歴史

1971年（昭和46年）12月16日 - 札幌市営地下鉄南北線の北24条駅〜真駒内駅間の開通と同時に霊園前駅として開業。
1984年（昭和59年）
6月 - 駅舎の増改築工事に着手。
12月14日 - 駅舎の増改築工事の完了。
1994年（平成6年）10月14日 - 南平岸駅に改称。
2006年（平成18年）1月26日 - 駅番号 (N13) を設定。
2013年（平成25年）1月24日 - 可動式ホーム柵が稼働開始。

駅構造

1面2線島式ホームの高架駅です。1階に改札口、2階にホームがあります。過去には1階にはキヨスクがありましたが現在は閉店しています。改札とホームを結ぶエレベーターが設置されています。トイレは2ヶ所あり、改札内側は改札とホームを結ぶ階段の踊り場に、改札外側はバス待合室の中にあります。駅舎の東側にバス乗り場、西側にタクシー乗り場、北側と南側の高架下に自転車置場があります。

のりば

利用状況

札幌市交通局によると、2020年度の1日平均乗車人員は6,087人でした。

駅周辺

駅周辺は市街地で、南北線は当駅北側で北海道道89号札幌環状線（環状通）と、南側で北海道道453号西野白石線（白石藻岩通）と交差します。駅付近と西側250メートルにある国道453号（平岸通）沿いに商店が集中しています。当駅東側のなだらかな丘陵はかつて「平岸りんご園」が広がっていた場所であり、現在は札幌市平岸プールや平岸高台公園があります。旧駅名の由来となった平岸霊園は、南東約400メートルに位置しています。

東出入口（平岸4条13丁目）
平岸霊園
札幌市立東山小学校
市立札幌平岸高等学校
札幌振興公社南平岸駐車場
日本郵便札幌平岸六条郵便局
平岸高台公園
札幌市平岸プール
西出入口（平岸3条13丁目）
国道453号（平岸通）
じょうてつ「平岸小学校前」バス停留所
イオン南平岸店（旧・マックスバリュ平岸店）
南平岸まちづくりセンター
日本郵便豊平平岸郵便局
札幌方面豊平警察署南平岸交番
札幌市農業協同組合（JAさっぽろ）平岸支店
旭川信用金庫平岸支店
札幌市立平岸小学校
平岸幼稚園

バス路線

2023年（令和5年）4月1日現在。

北海道中央バス（西岡営業所）
南71 下西岡線：澄川駅

隣の駅

札幌市営地下鉄

南北線
平岸駅 (N12) - 南平岸駅 (N13) - 澄川駅 (N14)

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