古川裕大

古川裕大に関する詳細

基本情報

古川裕大（ふるかわ ゆうだい）は、1998年6月19日生まれのプロ野球選手で、福岡県八女市を出身地としています。ポジションは捕手で、投球方向は右、打撃は左のスイッチヒッターです。彼は北海道日本ハムファイターズに所属し、背番号は27です。

経歴

プロ入り前

古川は八女市立長峰小学校で野球の道を歩み始め、その後、八女市立福島中学校では久留米ボーイズに加わり、U-15日本代表として選ばれるほどの実力を示しました。高校は久留米市立久留米商業高等学校に進み、1年生の秋から正捕手として活躍します。3年時には副主将に選任されるも、甲子園出場は果たせませんでしたが、同学年には著名な選手、井上絢登がいました。そして上武大学に進学し、在学中に多くのタイトルを獲得。特に3年春には本塁打王や打点王に輝き、大学野球日本代表にも選出されました。大学通算で12本の本塁打を記録したことから、打力の高い捕手としての評価を得ました。

プロ入りと日本ハム時代

2020年のプロ野球ドラフトで北海道日本ハムファイターズから3位指名を受け、2020年11月20日に契約を締結しました。契約金は5000万円、年俸は900万円という条件です。初年度の2021年は、一軍には昇格しなかったものの、二軍では58試合に出場し、9月以降は打率が.394を記録しました。

2022年には、開幕から二軍でのスタートを切りますが、4月9日に清水優心との交代で一軍に昇格。その後、一時的に登録抹消されるものの、再び一軍に戻ることになります。ついに迎えた7月30日にはプロ初安打を記録し、続いて8月9日にはプロ初打点も挙げました。さらに、この年は捕手だけでなく外野や二塁手、遊撃手としても出場し、多才な面を見せました。2022年は最終的に36試合に出場し、オフには契約更改で年俸が300万円増の1200万円となりました。

2023年のシーズンでは、17試合に出場しながら打率は.186にとどまりましたが、契約更改では現状維持のまま1200万円で更新されました。

選手としての特性

古川はその俊敏性に加え、二塁への送球完了タイムが1.82秒と非常に速いことで知られています。また、遠投は100メートルに達し、50メートル走は6秒3という記録を持っています。彼は大学時代に首位打者を獲得したこともあり、打撃力に優れた捕手として高く評価されています。本職の捕手に加え、外野や二塁手、遊撃手といったポジションもこなすユーティリティプレーヤーとしての側面も魅力的です。

記録と業績

古川裕大は、2022年4月9日に一軍初出場を果たし、同年には初の安打や打点も挙げています。彼の成績は今後さらに伸びていく可能性を秘めており、若い選手としての成長が期待されています。

このように、古川裕大は福岡出身の捕手として、これからのプロ野球を支えていく存在になるでしょう。

もう一度検索