古賀悠斗

古賀 悠斗選手について

基本情報

古賀 悠斗（こが ゆうと）は、1999年9月10日生まれの福岡県筑紫野市出身のプロ野球選手で、現在は埼玉西武ライオンズに所属しています。ポジションは捕手で、右投右打のバッターです。

経歴

プロ入り前

古賀選手の野球キャリアは、筑紫野市立筑紫小学校2年生の時に始まります。彼はオール筑紫ベースボールクラブに所属し、その後筑紫野市立筑山中学校でも同じクラブでプレーしました。高校は福岡大学附属大濠高等学校に進学し、1年生の夏から三塁手としてレギュラーに定着しましたが、秋からは遊撃手へとポジションを変更しました。

高校2年生の秋には捕手に転向し、エースピッチャーの三浦銀二とバッテリーを組んで九州大会を制覇するなど、目覚ましい活躍を見せました。3年生の春には選抜高等学校野球大会に出場し、滋賀学園との試合では本塁打を記録しチームをベスト8に導きました。3年夏には福岡県大会決勝で敗れ、甲子園出場は果たせませんでしたが、2017 WBSC U-18ワールドカップで日本代表に選出され、将来を期待される選手となりました。

大学時代

高校卒業後は中央大学法学部に進学。1年春にベンチ入りし、2年春からは正捕手として定着しました。4年次には主将としてチームを牽引し、春のリーグ戦ではベストナインの称号を得るなど、大学時代も成果を上げました。

プロ入り

2021年9月にはプロ志望届を提出し、10月のドラフト会議では埼玉西武ライオンズから3位指名を受けました。2021年11月には契約金5000万円、年俸1200万円で正式に契約し、背番号は22に決まりました。担当スカウトは竹下潤氏です。

西武ライオンズでの活躍

2022年シーズン

古賀選手は2022年5月5日の千葉ロッテマリーンズ戦で一軍初出場を果たします。同年5月7日にはプロ初安打を記録し、6月11日には初打点を挙げるとともに、数名の投手をリードし勝利に貢献しました。また、7月22日に行われた試合ではプロ初本塁打も記録し、この年は合計26試合に出場しました。打率は.155でありながら、守備でも存在感を示しました。

2023年シーズン

2023年シーズンは前年の正捕手であった森友哉選手のFA移籍に伴い、出場機会が大幅に増加。チームの捕手の中では最多となる100試合に出場し、打率.218、2本塁打、20打点を記録しました。特に盗塁阻止率ではリーグトップとなる.412を記録し、選手としての成長を示しています。また、アジアプロ野球チャンピオンシップでは日本代表に選出され、貴重な経験を積むことができました。

選手としての特性

古賀選手は高校時代から52本塁打を放つ強打の捕手として知られています。また、肩の強さも特長の一つで、スローイングに関しては大学の先輩である阿部慎之助選手と比べても遜色ない評価を得ています。そのため、今後の成長が期待される選手です。

まとめ

古賀 悠斗選手は福岡県出身の多才な捕手であり、野球キャリアを通じて着実に成長を遂げています。彼の今後の更なる活躍を期待したいと思います。

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