吉野光樹

吉野 光樹について

吉野光樹（よしの てるき）は、1998年7月19日生まれのプロ野球選手で、熊本県菊池郡菊陽町出身です。彼は横浜DeNAベイスターズに所属する右投右打の投手で、今後が期待される若手選手です。

経歴

プロ入り前の活躍

吉野は小学校3年生の際、KCブルースターズに加入し野球を始めました。その後、九州学院中学校では軟式野球部に所属し、高校は九州学院高等学校に進学しました。在学時に、彼のチームは第87回選抜高等学校野球大会と第97回全国高等学校野球選手権大会に出場しましたが、自身はベンチ外の日々が続きました。3年夏には、先輩や後輩と共に熊本県大会決勝に臨みましたが、ライバルチームに敗北しました。

高校卒業後、上武大学に進学し、2年秋からエースとしての役割を果たしましたが、4年時には怪我に悩まされ、プロ志望届の提出を断念します。大学卒業後はトヨタ自動車に入社し、同社の技術指導の下でプレーを続けました。特に2022年の第93回都市対抗野球大会では、自身の最快記録を150km/hに更新し、好成績を収めました。

プロ入り

2022年の10月20日に行われたドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから2位指名を受け、2022年11月22日に契約を締結しました。契約金6400万円、初期年俸1200万円という金額で、背番号は24に決まりました。これにより、高校時代のチームメイトである伊勢大夢選手と再びコンビを組むことになりました。

横浜DeNAでのキャリア

2023年は、春季キャンプでは一軍に参加するも、開幕を二軍から迎えることとなりました。5月には腰の疲労骨折が発生し、そのシーズンはリハビリに徹することとなります。二軍では4試合に登板しましたが、成績は防御率11.91に留まりました。11月には現状維持の年俸で契約を更新しました。

2024年もリハビリからのスタートでしたが、3月19日にイースタン・リーグの試合で復帰投板を果たし、無失点に抑えました。7月13日にはプロ初登板を果たし、初先発に挑戦しますが、惜しくも敗戦投手となってしまいました。その後の7月18日に出場辞退した選手の代わりにフレッシュオールスターゲームに選ばれるなど、着実に戦力としての地位を確立していきます。

8月23日には東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初勝利を挙げ、6月から続くチーム内での成長を実感する瞬間となりました。

投手としての特徴

吉野は、そのピッチングスタイルではノーワインドアップから最速150km/hに達するストレートを武器にしています。また、カットボール、カーブ、フォークボールも使用し、特に2種類のフォークが彼の強みとされています。

プライベート

2024年の元日に一般女性と結婚し、私生活でも新たなスタートを切りました。彼の今後の活躍が期待される中、ファンの支援を受けながら成長を続けることでしょう。

詳細情報

• - 初登板・初先発登板: 2024年7月13日、対読売ジャイアンツ
• - 初勝利: 2024年8月23日、対東京ヤクルトスワローズ
• - 背番号: 24（2023年 - 現在）

吉野光樹選手は、今後の成長が非常に楽しみな若手投手です。

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