唾奇

唾奇 (つばき)

プロフィール

唾奇は、1991年8月4日生まれの沖縄県出身のラッパーです。本名は新城安成。

所属レーベルは、Pitch Odd Mansionです。

来歴

17歳頃からラップのリリックを書き始め、19歳頃から作曲を始めました。2017年、音楽番組「流派-R」で「最もアツいラッパー」に選出されたことをきっかけに、その名が広く知られるようになりました。

同年、トラックメーカーのSweet Williamとのダブルネームで発表したアルバム「Jasmine」が、音楽業界内外で高い評価を獲得しました。このアルバムは、唾奇の独特なフロウとSweet Williamの洗練されたトラックが融合した、ヒップホップシーンにおける重要な作品として位置づけられています。

人物

沖縄県那覇市寄宮で生まれ、複雑な家庭環境の中で幼少期を過ごしました。その後、祖母に育てられました。

小学校6年生の時、姉の彼氏の影響でキングギドラの楽曲「トビスギ」を聴き、ヒップホップに大きな衝撃を受けました。中学生時代には、地元で流行していたウェッサイや、LGY（現LGYankees）などの音楽を聴いていました。

ラップを始める前はダンサーとして活動していましたが、ライミング（韻を踏むこと）に魅了され、Skypeで自作のラップを録音するようになったことが、ラッパーとしてのキャリアの始まりです。

「唾奇」という名前は、漫画・アニメ「ソウルイーター」のキャラクター「椿」に由来しています。ただし、そのままではホストのような印象を与えるため、あえて汚いイメージのある「唾」の字を使い、現在の名前に至りました。

トレードマークはドレッドヘアです。また、アニメやゲームを愛する一面も持っています。

Sweet Williamとの出会いは、唾奇が国際通りのバーで働いていた時に遡ります。バーのスピーカーで流していた楽曲「SHUREN THE FIRE」を、大学の卒業旅行で那覇市を訪れていたSweet Williamが偶然耳にし、店に入ってきたことがきっかけです。

愛煙家としても知られており、以前はechoを吸っていましたが、現在はアメリカンスピリットを愛用しています。しかし、タバコに関する話題はこれ以上触れないでほしいと語っています。

作品

アルバム

Jasmine (唾奇×Sweet William)
道 -TAO-

外部リンク

唾奇-HITO- (@tubaki_0804) - X（旧Twitter）
唾奇-トピック - YouTube

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