LGYankees
LGYankees（エルジーヤンキース）は、2000年に結成された日本のヒップホップユニットです。MCのHIROとRYOを中心に、初期はクラブシーンで活動を重ね、2008年にメジャーデビューを果たしました。所属事務所はノーダウトトラックス、レコード会社は日本クラウン内のCROWN VenuSレーベルです。旧称および略称はLGYで、公式ファンクラブは「LGYankees OFFICIAL FAN CLUB」です。
現メンバー
HIRO：MC。2000年の結成時からのメンバーであり、ユニットの中心的役割を担っています。
RYO：MC。2000年から2009年まで在籍し、2023年に15年ぶりに復帰しました。2018年からは旧名義LGYでソロ活動も行い、2019年にはソロアルバム『RE-VENGE』をリリースしています。
旧メンバー
DJ No.2：DJ、ギター、ピアノ担当。2008年から2014年まで在籍しました。
2000年、ダンサーだった板前のHIROと自衛官のRYOが、ダンスを通じて出会い、LGY（エルジーワイ）を結成しました。結成当初は、クラブシーンを中心に活動を行っていました。
2006年1月31日には、1stアルバム『JOINTED 2 HOMIES』をリリース。このアルバムがロングヒットを記録し、2006年のオリコンインディーズアルバムチャート・ヒップホップ部門で2位、翌年も同部門で2位を獲得しました。
2007年には、ユニット名をLGYからLGYankeesに改名。同年、HIROが音楽レーベル株式会社ノーダウトトラックスを設立し、以降、事務所の社長も務めています。
2008年4月には、結成当初からサポートメンバーとして楽曲提供をしていたDJ No.2が正式加入。同年5月9日にシングル『Dear Mama feat.小田和正/Eternal』でメジャーデビューを果たしました。9月17日にはアルバム『NO DOUBT!!! -NO LIMIT-』を発売し、オリコン初登場8位を記録、シングル・アルバム含め初のトップ10入りを果たしました。
2009年12月8日には、結成時からのメンバーであるRYOが脱退を発表。これにより、2MC体制は崩れましたが、初の全国ツアーは延期・中止されることなく、RYOを除くメンバーで予定通り行われました。脱退発表後、DJ No.2が自身のブログでRYOの脱退について心境を語りました。
2011年9月20日、同じ所属事務所のNoa,SO-TA,GIO,PURPLE REVELと共に、ハドソン・ミュージックエンタテインメントからキングレコードのダンスミュージックレーベルであるVenus-Bへ移籍しました。
2013年11月27日には、活動13年間の集大成となるベストアルバム『YAPPARI LGYankees BEST?』を発売。このベストアルバム発売に合わせ、漫画家の東條仁が描いたメンバーHIROの半生を題材にしたウェブコミック「LGYankees HIRO ストーリー」が無料で公開されました。
2014年10月31日には、DJ No.2がLGYankeesを脱退。同年、所属レコード会社をVenus-BからCROWN VenuSへ移籍しました。
メンバーのHIROは、幼少期に柔道をしていました。中学生の時、母親から貰ったヒップホップのライブチケットがきっかけでヒップホップを聴くようになりました。
2006年7月には、恵比寿リキッドルームで行われたT.I.の日本公演で、日本代表として前座を務めました。
2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の復興支援として、募金活動やチャリティーライブを実施。2ndアルバム『NO DOUBT!!! -NO LIMIT-』の発売日には、「Dear Mama feat.小田和正」のオーケストラバージョンの着うた・着うたフルを配信し、その売上の一部を被災地の宮城県栗原市に寄付しました。
結成当初から長らくLGYとして活動していたため、現在もLGYという愛称が使われることがあります。LGYの名称は、ラグジュアリーが由来です。
音源のリリースはありませんが、LGY時代には西海岸CREWを結成し、その先頭を仕切っていました。このクルーは2007年に解散しています。
LGY結成当時は、アメリカ西海岸サウンド（ウェッサイ）やギャングスタスタイルで活動していましたが、有名になるにつれてスタイルが変化。そのため、当時の仲間からは、商業主義に走ったとして批判されることもあります。
2008年発売のS.T.Mのアルバム『RESTART』収録曲「TARGET」では、複数のラッパーがLGYを批判する内容が含まれており、冒頭の会話では「NGY」と言われています。この曲には、LGYankees＆GIPPER名義でCDを発売したNORAのGIPPERも参加しており、CD制作時のLGY側のGIPPERに対する待遇を批判しています。
以前のウェッサイ寄りな音楽から、ポップ要素を取り入れた音楽へと変化した背景について、HIROは「日本のリスナーは、メロディアスな曲を好みます。自分はアメリカのヒップホップの劣化コピーではなく、日本人のための音楽をやりたい。そのための方法論の一つとして、J-POPの要素を取り入れたスタイルを考えました」と語っています。
（省略）
DJ No.2
アルバム
LGYankees Presents DJ No.2『2番の美学』（2010年6月16日発売）
LGYankees Presents DJ No.2『音と言葉の作り人』（2013年3月20日発売）
（省略）
Noa「LUCY LOVE」
Noa「LUCY LOVE -SEASON II-」
Noa「愛がなければ」
NORTH EAST (2007年2月28日発売)
NORTH EAST 2 (2007年11月28日発売)
クラブミュージックレーベルKSRからリリースされたHIROプロデュース＆監修のコンピレーションアルバム。東北6県のラッパーをフィーチャーした作品で、RYOと共にHIROも楽曲に参加しています。当初、2008年末に『NORTH EAST 3』がリリース予定と発表されましたが、その後2009年3月に変更。しかし、最終的に発売されることはありませんでした。
（省略）
ノーダウトトラックス
Noa - アルバムの総合プロデュースを担当。
日本のヒップホップ
日本のヒップホップMC一覧
仙台の著名人一覧
公式サイト
ハドソン・ミュージックエンタテインメント サイト
ブログ
LGYankees HIRO (@LGYankees_HIRO) - X（旧Twitter）
メンバー
現メンバー
HIRO：MC。2000年の結成時からのメンバーであり、ユニットの中心的役割を担っています。
RYO：MC。2000年から2009年まで在籍し、2023年に15年ぶりに復帰しました。2018年からは旧名義LGYでソロ活動も行い、2019年にはソロアルバム『RE-VENGE』をリリースしています。
旧メンバー
DJ No.2：DJ、ギター、ピアノ担当。2008年から2014年まで在籍しました。
来歴
2000年、ダンサーだった板前のHIROと自衛官のRYOが、ダンスを通じて出会い、LGY（エルジーワイ）を結成しました。結成当初は、クラブシーンを中心に活動を行っていました。
2006年1月31日には、1stアルバム『JOINTED 2 HOMIES』をリリース。このアルバムがロングヒットを記録し、2006年のオリコンインディーズアルバムチャート・ヒップホップ部門で2位、翌年も同部門で2位を獲得しました。
2007年には、ユニット名をLGYからLGYankeesに改名。同年、HIROが音楽レーベル株式会社ノーダウトトラックスを設立し、以降、事務所の社長も務めています。
2008年4月には、結成当初からサポートメンバーとして楽曲提供をしていたDJ No.2が正式加入。同年5月9日にシングル『Dear Mama feat.小田和正/Eternal』でメジャーデビューを果たしました。9月17日にはアルバム『NO DOUBT!!! -NO LIMIT-』を発売し、オリコン初登場8位を記録、シングル・アルバム含め初のトップ10入りを果たしました。
2009年12月8日には、結成時からのメンバーであるRYOが脱退を発表。これにより、2MC体制は崩れましたが、初の全国ツアーは延期・中止されることなく、RYOを除くメンバーで予定通り行われました。脱退発表後、DJ No.2が自身のブログでRYOの脱退について心境を語りました。
2011年9月20日、同じ所属事務所のNoa,SO-TA,GIO,PURPLE REVELと共に、ハドソン・ミュージックエンタテインメントからキングレコードのダンスミュージックレーベルであるVenus-Bへ移籍しました。
2013年11月27日には、活動13年間の集大成となるベストアルバム『YAPPARI LGYankees BEST?』を発売。このベストアルバム発売に合わせ、漫画家の東條仁が描いたメンバーHIROの半生を題材にしたウェブコミック「LGYankees HIRO ストーリー」が無料で公開されました。
2014年10月31日には、DJ No.2がLGYankeesを脱退。同年、所属レコード会社をVenus-BからCROWN VenuSへ移籍しました。
エピソード
メンバーのHIROは、幼少期に柔道をしていました。中学生の時、母親から貰ったヒップホップのライブチケットがきっかけでヒップホップを聴くようになりました。
2006年7月には、恵比寿リキッドルームで行われたT.I.の日本公演で、日本代表として前座を務めました。
2008年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の復興支援として、募金活動やチャリティーライブを実施。2ndアルバム『NO DOUBT!!! -NO LIMIT-』の発売日には、「Dear Mama feat.小田和正」のオーケストラバージョンの着うた・着うたフルを配信し、その売上の一部を被災地の宮城県栗原市に寄付しました。
結成当初から長らくLGYとして活動していたため、現在もLGYという愛称が使われることがあります。LGYの名称は、ラグジュアリーが由来です。
音源のリリースはありませんが、LGY時代には西海岸CREWを結成し、その先頭を仕切っていました。このクルーは2007年に解散しています。
LGY結成当時は、アメリカ西海岸サウンド（ウェッサイ）やギャングスタスタイルで活動していましたが、有名になるにつれてスタイルが変化。そのため、当時の仲間からは、商業主義に走ったとして批判されることもあります。
2008年発売のS.T.Mのアルバム『RESTART』収録曲「TARGET」では、複数のラッパーがLGYを批判する内容が含まれており、冒頭の会話では「NGY」と言われています。この曲には、LGYankees＆GIPPER名義でCDを発売したNORAのGIPPERも参加しており、CD制作時のLGY側のGIPPERに対する待遇を批判しています。
以前のウェッサイ寄りな音楽から、ポップ要素を取り入れた音楽へと変化した背景について、HIROは「日本のリスナーは、メロディアスな曲を好みます。自分はアメリカのヒップホップの劣化コピーではなく、日本人のための音楽をやりたい。そのための方法論の一つとして、J-POPの要素を取り入れたスタイルを考えました」と語っています。
ディスコグラフィ
（省略）
ソロ作品
DJ No.2
アルバム
LGYankees Presents DJ No.2『2番の美学』（2010年6月16日発売）
LGYankees Presents DJ No.2『音と言葉の作り人』（2013年3月20日発売）
参加作品
（省略）
プロデュースした作品
Noa「LUCY LOVE」
Noa「LUCY LOVE -SEASON II-」
Noa「愛がなければ」
関連作品
NORTH EAST (2007年2月28日発売)
NORTH EAST 2 (2007年11月28日発売)
クラブミュージックレーベルKSRからリリースされたHIROプロデュース＆監修のコンピレーションアルバム。東北6県のラッパーをフィーチャーした作品で、RYOと共にHIROも楽曲に参加しています。当初、2008年末に『NORTH EAST 3』がリリース予定と発表されましたが、その後2009年3月に変更。しかし、最終的に発売されることはありませんでした。
出典
（省略）
関連項目
ノーダウトトラックス
Noa - アルバムの総合プロデュースを担当。
日本のヒップホップ
日本のヒップホップMC一覧
仙台の著名人一覧
外部リンク
公式サイト
ハドソン・ミュージックエンタテインメント サイト
ブログ
LGYankees HIRO (@LGYankees_HIRO) - X（旧Twitter）
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