園部佳太

園部 佳太（そのべ けいた）



園部佳太は、1999年8月24日生まれのプロ[[野球選手]]で、福島県いわき市出身の内野手です。彼は右投右打のスタイルで、現在はオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに所属しています。

経歴


プロ入り前


園部はいわき市立豊間小学校の1年生からソフトボールを始め、6年生までプレーしました。その後、いわき市立豊間中学校へ進学し、軟式野球部に入部。同時に「いわき松風クラブ」の一員としても活動しました。福島県立いわき光洋高等学校では、1年秋から遊撃手としてベンチ入りし、2年秋には主将に選任されました。3年夏には福島県大会で打率.550を記録し、自校初の決勝進出に寄与しましたが、聖光学院にサヨナラ負けを喫し甲子園出場は果たせませんでした。その後、9月にはプロ志望届を提出するもドラフトでは指名されず、高校通算48本塁打の成績を残しました。

高校卒業後は専修大学に進学し、東都大学野球連盟に所属しました。大学1年の春からリーグ戦に出場しますが、夏の試合で死球を受けたことから打撃フォームが乱れてしまい、その後も腰の痛みや人間関係の悩みも重なり、2年春のリーグ終了後に中退を決意します。

BCL・福島時代


大学を中退した後、周囲の薦めもあり、2019年11月にベースボール・チャレンジ・リーグのトライアウトに参加しました。そこで彼のバットコントロールとパンチ力が評価され、地元の福島レッドホープスに特別合格選手として入団しました。2020年のルーキーシーズンでは全60試合に出場し、打率.296、5本塁打、35打点という成績を残しました。

2021年には58試合出場し、打率.312、2本塁打、29打点を記録しました。同年、オリックス・バファローズから育成選手として指名を受け、仮契約を結びました。

オリックス時代


2022年、オリックスに加入後はウエスタン・リーグで72試合出場し、212打席で打率.253、6本塁打、27打点をマークしました。この年には練習試合で10本の本塁打を記録し、手応えを感じていました。しかし、2023年はポジション争いの影響で出場が減少し、43試合での出場にとどまりました。その成績は打率.278、1本塁打、13打点でしたが、シーズン終了後に球団から戦力外通告を受けました。現役続行を希望し、11月の合同トライアウトに参加しました。

新潟時代


2023年12月、オイシックス新潟アルビレックスBCに入団することが発表されました。ここでは、二遊間のスタメン候補として期待されていましたが、2024年の開幕からは出場の機会に恵まれず、その後一塁手としてチャンスが回ってきました。慣れないポジションながら必死にアピールを続けています。

選手としての特徴


園部は高校通算48本塁打の長打力を誇り、95mの遠投能力や50m走を6秒ジャストで駆け抜ける足も持っています。これらの特徴から、走攻守すべてにおいて高い能力を備えた遊撃手としての素質を評価されています。

詳細情報


  • - NPB年度別打撃成績: 一軍公式戦出場なし
  • - 独立リーグでの年度別打撃成績
  • - 背番号: 36（2020年、2024年 - ）、6（2021年）、021（2022年 - 2023年）

関連項目



外部リンク


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