坂本裕哉

坂本裕哉選手のプロフィール

坂本裕哉（さかもと ゆうや）は、1997年7月28日に福岡県福岡市西区で生まれたプロ野球選手です。彼は左投左打の投手で、横浜DeNAベイスターズに所属しています。

プロ入り前の経歴

坂本選手は幼少期から野球に親しみを持っており、小学校4年生から中学校時代まで軟式野球をプレーしていました。中学生時代には九州大会で優勝を果たし、その後、福岡大大濠高校に進学。高校時代の秋にはエースとして活躍し、3年生の夏には全国高等学校野球選手権福岡大会で10奪三振を記録しました。彼の同部の後輩には浜地真澄、三浦銀二、古賀悠斗などがいます。

卒業後は立命館大学に進学し、硬式野球部に入部しました。在学中には関西学生野球のリーグ戦で大活躍し、特に4年生の春季リーグ戦では5勝をマークし、防御率0.84でMVPと最優秀投手賞を受賞しました。3年生、4年生の各季にはチームを優勝に導き、全日本大学野球選手権大会にも出場しました。

プロ入りとDeNA時代

2019年のNPBドラフトでは横浜DeNAベイスターズから2位指名を受け、契約金7150万円で入団しました。新人選手として春季キャンプから一軍に参加し、初出場は2020年6月25日の中日戦で、6回無失点の好投でプロ初勝利を挙げました。彼はこの試合で中日打線を圧倒し、セントラル・リーグの新人として初の公式戦で勝利を飾りました。

しかし、その後の登板では足首を負傷し、シーズン終盤は先発ローテーションに定着。10試合の登板で4勝1敗、防御率5.67との成績でした。2021年シーズンは、残念ながら成績が振るわず、シーズンを4勝6敗、防御率5.25で終えました。

2022年には開幕ローテーション入りを果たすも、結果が出ずに二軍降格。最終的には15試合で0勝5敗、防御率6.19という悔しい成績となりました。2023年シーズンでは不振が続き、最終的には13試合の登板で0勝1敗、防御率5.76でシーズンを終えました。

選手としての特徴

坂本選手の魅力は、最速151km/hのストレートと多彩な変化球にあります。スライダー、カットボール、カーブ、シュート、チェンジアップといった多様な球種を持ち、特にチェンジアップにおいてはカウントを取る球と空振りを狙えるフォークボールのような球を使い分けています。彼の座右の銘は「磨穿鉄硯」であり、強い意志を抱き続けることを大切にしています。

プライベートやチームメイトとの関係

大学時代、坂本選手は大学のチームメイトである東克樹選手と同じ部屋で生活し、彼から多くのことを学びました。また、大学時代の卒論は「野球害毒論」について書いており、その姿勢からも学ぶ意欲をうかがわせます。

まとめ

坂本裕哉選手は、福岡県出身の有望な投手で、今後の活躍が非常に期待されています。これまでの成績を振り返ると、成功や挫折を経て成長しどのように進化していくのか、多くのファンが見守っています。

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