城島高原パーク

城島高原パーク：自然と絶叫が織りなす興奮の空間

大分県別府市の城島高原に位置する城島高原パークは、1967年に「キジマモートピアランド」として開業し、2012年に現在の名称となりました。長年にわたり、地域の人々はもちろん、多くの観光客に親しまれてきた遊園地です。

歴史

その歴史は、1951年にまで遡ります。関西汽船が城島高原周辺の土地を買収し、その後、亀の井ホテルを含む高原一帯の土地買収を完了させました。1960年代に入ると、簡易食堂や売店、テニスコート、牧場、果樹園などが整備され、1963年にはゴーカートがオープン。そして、1967年3月、「キジマモートピアランド」として遊園地が開業しました。

その後、経営譲渡や名称変更を経て、2012年には地元の投資ファンドが設立した株式会社城島高原オペレーションズに事業譲渡され、現在の「城島高原パーク」という名称になりました。

アトラクション

城島高原パークの最大の魅力は、何と言っても数々のアトラクションです。特に有名なのは、1992年に導入された日本初の木製コースター「ジュピター」でしょう。全長1600m、最高時速91km、高さ42mというスペックは、スリル満点。木製ならではの独特な揺れやきしみを感じながら、風を切って駆け抜ける爽快感は格別です。

その他にも、ウォーターシュート「ポセイドン30」、ドロップ・タワー「ニュートン」、スカイコースター「バードマン」など、絶叫系アトラクションが目白押し。小さなお子様連れでも楽しめるように、メリーゴーランドやティーカップ、ロードトレインといった定番アトラクションも充実しています。

夏季限定の「ちゃぷちゃ」は、水深20cmのプールで、小さなお子様でも安心して水遊びを楽しめます。冬季には、アイススケートリンクがオープンし、一年を通して様々な楽しみ方ができるのも魅力です。

ジュピター

1992年7月に導入された日本初の木製コースターで、6万本のベイマツを使用し、総工費は25億円。長さは1,600mで、木製コースターとしては世界で7番目、日本国内ではナガシマスパーランドのホワイトサイクロンに次いで2番目です。最高地点は42m、最高速度は91km/h、乗車時間は2分35秒となっています。
設計は米国の著名なローラーコースター設計者カーティス・D・サマーズによるもので、その生前最後の作品。製造はインタミン社。
ジュピターは英語で「木星」を意味し、コースターが「木製」であることに由来します。

関連施設

城島高原パークには、隣接する関連施設として、城島高原ホテルや城島高原ゴルフクラブがあります。遊園地で遊んだ後は、ホテルでゆっくりとくつろいだり、ゴルフを楽しんだりすることも可能です。

城島高原パークは、アトラクションだけでなく、豊かな自然に囲まれたロケーションも魅力です。四季折々の美しい景色を眺めながら、思い出に残る一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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