埼玉県道・東京都道103号吉場安行東京線

埼玉県道・東京都道103号吉場安行東京線について

埼玉県道・東京都道103号吉場安行東京線は、埼玉県さいたま市緑区を起点とし、東京都足立区に至る全長約15kmの一般都県道です。この路線は、地域住民の生活を支える重要な道路として、また、埼玉県と東京都を結ぶ幹線道路としての役割を担っています。

路線概要

• - 起点: 埼玉県さいたま市緑区東浦和（東浦和駅前交差点）
• - 終点: 東京都足立区島根（島根交差点）
• - 重要な経過地: 埼玉県川口市安行
• - 総延長: 約15km

- 埼玉県区間: 約11.4km
- 東京都区間: 約3.4km

沿革

この道路の歴史は、1960年代に遡ります。

• - 1960年9月1日: 埼玉県道「和田安行東京線」として路線認定。当時の起点は浦和市大字大牧字和田でした。
• - 1961年3月15日: 東京都道「和田安行東京線」として路線認定。
• - 1982年4月1日: 起点が変更され、路線名が現在の「吉場安行東京線」に変更されました。起点の「吉場」は、東浦和駅周辺の古い地名に由来し、近隣の公園やバス停にその名残を留めています。

通称・別名

この路線には、地域によって様々な通称や別名が存在します。

• - 東浦和駅前通り: 東浦和駅前交差点から最初の信号までの区間。
• - 安行街道: 埼玉県内における通称。
• - 都市計画道路浦和東京線: 横道交差点から伊興白幡交差点までの区間。
• - 尾竹橋通り: 谷塚橋から伊興白幡交差点までの区間。特に谷塚橋以南がこの通称で呼ばれています。
• - 旧日光街道: 島根交差点から竹の塚七丁目（竹の塚動物病院付近）までの区間。

地理

この路線は、以下の自治体を通過します。

• - 埼玉県

- さいたま市
- 川口市
- 草加市

• - 東京都

- 足立区

接続する主な道路

この路線は、多くの主要道路と接続しており、周辺地域へのアクセスを支えています。

• - 横道交差点付近の注意点

近年、横道交差点付近の道路構造が変更されたため、浦和方面から道なりに進むと、埼玉県道328号さいたま草加線に誘導され、国道4号バイパスを横切って谷古宇橋方面に進んでしまうことがあります。また、足立方面から北進した場合も、横道交差点の先を道なりに進むと、新設された20m幅の4車線道路に入り、道の駅川口・あんぎょう、東川口駅、浦和美園駅、埼玉スタジアム2002方面へ誘導されます。

• - 伊興白幡交差点

この交差点で尾竹橋通り（補助100号線）から外れます。安行方面から南進した場合、ここを左折し、東武伊勢崎線のガード下をくぐり、竹ノ塚駅東口方面へ向かうのが、この路線の正しいルートです。

沿線の施設

沿線には、駅や商業施設など、様々な施設が存在し、地域住民の生活を支えています。

関連情報

• - 埼玉県の県道一覧
• - 東京都の都道一覧
• - 安行
• - 安行村

外部リンク

• - さいたま市
• - 埼玉県さいたま県土整備事務所
• - 埼玉県越谷県土整備事務所
• - 東京都第六建設事務所

この路線は、地域住民の日常生活に欠かせない道路であり、その歴史や特徴を理解することで、より深くその重要性を認識することができます。

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