壱岐市農業協同組合
JA壱岐市（壱岐市農業協同組合）
JA壱岐市は、長崎県壱岐市に位置する農業協同組合であり、地域農業の振興と組合員の生活を支える重要な役割を担っています。通称「JA壱岐市」として親しまれ、金融機関コードは8905です。
概要
- - 本所所在地: 長崎県壱岐市郷ノ浦町東触560番地
- - 店舗数: 2支所（2020年2月10日時点）
- - 組合員数: 正規3,852人、准1,383人（2007年3月時点）
- - 職員数: 240人（臨時・パート等含む）、理事16人（内常勤3人）、監事5人（内常勤1人）（2007年3月時点）
- - 事業区域: 壱岐市全域
事業概要
JA壱岐市は、以下の多岐にわたる事業を展開しています。
- - 信用事業: JAバンクとして、組合員の貯蓄管理や営農・生活資金の融資を行います。
- - 共済事業: JA共済として、万一の際の人的・物的補償を提供します。
- - 購買事業: 生活用品から農業資材、燃料まで幅広く供給し、組合員の生活と営農を支援します。
- - 利用事業: 集荷場や各種事業の事務局を運営し、組合員の農業環境の合理化を図ります。
- - 販売事業: 農産物の販路拡大と流通の円滑化を促進します。
沿革
JA壱岐市の歴史は、1948年の旧壱岐郡内12町村の農業協同組合発足に遡ります。
- - 1948年: 旧壱岐郡12町村で農業協同組合が発足。
- - 1965年: 12の農協が合併し、壱岐郡農業協同組合として発足。初代組合長は平田庄次郎氏。
- - 2004年: 壱岐市の誕生に伴い、壱岐市農業協同組合として再スタート。
- - 2009年: 支所を再編し、12支所1出張所から4支所1出張所へ。
- - 2020年: 支所を再編し、4支所1出張所から2支所体制へ。旧石田支所のATMをマリンパル壱岐に移転。旧武生水出張所のATMを廃止。旅行センターの窓口業務を縮小。
組織
JA壱岐市は、総代会を頂点とし、理事会、監事会が組織運営を担っています。
- - 総代会
- - 理事会
- 常務（金融）
- 金融部（資金課・共済課）
- 常務（管理・経済）
- 企画管理部（企画課・管理課・融資審査課）
- 監査室（監査課）
- 農産園芸部（農産課・園芸課）
- 畜産部（畜産課）
- 購買部（燃料課・農機自動車課・資材課）
- - 監事会
- 常勤監事
支所・施設
支所
各支所では、貯金・為替、貸付、共済、畜産、経済等の業務を行い、JAバンクのATMも設置されています。また、実行組合、青年部、女性部、和牛部会などの組織が各支所にあります。
2020年2月10日以降の体制
- - 南支所: 旧郷ノ浦支所、石田支所、武生水出張所を統合。本所と同じ場所に位置します。
- - 北支所: 旧芦辺支所、勝本支所を統合。旧芦辺支所の場所に位置します。
出荷場等
- - 営農センター（国分資材センター併設、芦辺町）
- - 農産物集出荷場（芦辺町）
- - 多目的集出荷場（芦辺町）
- - 北部ライスセンター・北部農業倉庫（勝本町）
- - 深江ライスセンター・深江農業倉庫（芦辺町）
- - 新共同乾燥施設（芦辺町）
家畜市場・キャトルセンター等
- - 家畜市場・人工授精所（芦辺町）
- - 肥育センター（芦辺町）
- - 第1キャトルセンター（芦辺町）
- - 第2キャトルセンター・繁殖研修センター（芦辺町）
- - 繁殖支援センター（第3キャトル）（郷ノ浦町）
- - 堆肥センター（芦辺町）
直売所
- - アグリプラザ四季菜館（本所敷地内）：野菜、果物、壱岐牛、焼酎、米、加工品を販売
- - JAミートショップ壱岐（本所敷地内）：主に壱岐牛を販売
- - 有限会社アグリランドいき直売所「道の駅壱番館」（旧田河支所）：JAバンクATM設置
給油所・電気店舗
農機具・車両サービスセンター
資材センター
- - 柳田資材センター（郷ノ浦町）
- - 国分資材センター（芦辺町）
旅行センター
- - JA壱岐市旅行センター（本所内）：団体旅行等を中心に取扱
かつて存在した支所・施設
- - 2009年3月31日廃止: 武生水支所、渡良支所、柳田支所、沼津支所、志原支所、初山支所、勝本支所、鯨伏支所、田河支所、箱崎支所、那賀支所、芦辺浦出張所
- - 2020年2月7日廃止: 郷ノ浦支所、石田支所、武生水出張所、勝本支所、芦辺支所
主な産物
参考文献
関連項目
外部リンク
JA壱岐市は、地域に根ざした活動を通じて、組合員の生活と農業経営を多角的にサポートしています。
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