大垣消防組合

大垣消防組合：地域を守る消防組織

大垣消防組合は、岐阜県大垣市とその周辺地域を管轄する消防組織です。大垣市、安八郡の神戸町、輪之内町、安八町、そして揖斐郡の池田町という5つの自治体によって構成される一部事務組合として運営されています。広範囲な地域社会の安全と安心を守る重要な役割を担っています。

組合の概要

大垣消防組合は、181.24平方キロメートルという広大な地域をカバーしています。その範囲内には、多くの住民と様々な施設が含まれており、消防業務の効率的な運営が求められています。2014年4月1日時点での職員定数は233名で、3箇所の消防署、3箇所の分署、そして1箇所の分駐所を配置することで、迅速な対応体制を構築しています。

消防車両と設備

火災や災害への対応能力を強化するため、多数の消防車両と設備を保有しています。主力機械としては、普通消防ポンプ自動車9台、水槽付消防ポンプ自動車6台、梯子付消防ポンプ自動車1台、屈折梯子付消防自動車1台、化学消防車2台、水槽車1台、救助工作車2台、指揮車4台、器材運搬車1台、支援車1台、そして救急自動車9台など、多様な車両が配置されています。これらの車両に加え、その他12台の車両が運用されており、様々な状況に対応できる体制が整っています。

組合の沿革

大垣消防組合の歴史は、1948年に大垣市消防本部の発足に遡ります。その後、1971年には、大垣市、安八郡の神戸町、輪之内町、安八町、墨俣町、そして揖斐郡の池田町という1市5町によって大垣消防組合が設立されました。2006年3月には、大垣市が墨俣町と養老郡の上石津町を編入合併したことに伴い、組合を構成する自治体は1市4町となりました。旧上石津町域については、養老町消防本部への事務委託が継続されています。

組織構成

大垣消防組合は、消防本部と複数の消防署から構成されています。消防本部には、総務課、予防課、警防課、そして指令課といった部署があり、それぞれが重要な役割を担っています。消防署は、現場での活動の中核として、迅速かつ的確な対応を行う体制を整えています。各部署間の連携が、円滑な消防活動に不可欠です。

まとめ

大垣消防組合は、広範囲な地域をカバーし、住民の安全と安心を守るために、日夜活動を続けています。高度な技術と設備、そして組織的な連携によって、様々な災害や事故に対応しています。今後も、地域社会の安全を守るために、重要な役割を果たしていくでしょう。 組合の活動内容や取り組みについては、公式ウェブサイトで確認できます。

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