大石剛

大石剛

大石剛（おおいし ごう、1969年 - ）は、日本の実業家。
静岡新聞社の代表取締役会長であり、静岡放送の非常勤取締役も兼務している。

経歴

東京都出身。
1992年に成蹊大学法学部を卒業後、電通に入社し、6年間勤務した。
1998年に静岡新聞社・静岡放送に入社。
2009年に静岡新聞社の取締役、2011年には常務に就任。
2012年には社長に昇格した。
2021年3月、社長を辞任し、静岡新聞社の代表取締役顧問および静岡放送の非常勤取締役に就任した。

その他、静岡商工会議所副会頭、日本ABC協会、日本新聞協会、静岡県日中友好協議会の各理事、静岡県サッカー協会会長（代表理事）、静岡県広告協会会長なども務めている。

不祥事

2021年3月5日、写真週刊誌FRIDAYにおいて、創業者の孫であり、電通出身の社長である大石剛と、静岡放送の原田亜弥子アナウンサー（当時）との不倫が報じられた。
記事によると、密会用のマンションでの逢瀬や、関東への宿泊ゴルフ旅行などが報じられた。
また、この不倫報道に関して、マスコミからの問い合わせに備え、同誌の発売前日に想定問答集が作成されていたことも明らかになった。

同月9日の取締役会において、大石は社長職を辞任した（後任には常務取締役新聞本部長の大須賀紳晃が就任）。
しかし、日刊新聞法の規定により、大石が保有する自社株の譲渡には制限があるため、引き続き代表権を持った上で取締役には留任することとなった。

親族

実父は静岡新聞社・静岡放送の社長を務めた松井純であり、祖父は静岡放送の初代社長である大石光之助である。

脚注

参考文献
『週刊ダイヤモンド 2020年10月10日号 エリートの没落 地銀・地方紙・百貨店』ダイヤモンド社。

関連項目

* 静新SBSグループ

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