大興電子通信

大興電子通信株式会社について

大興電子通信株式会社（daaikoでんしつうしん、英名 : DAIKO DENSHI TSUSHIN, LTD.）は、東京都新宿区に本社を構える商社です。企業は、1953年に設立され、当初は大和證券のビルメンテナンスと通信機器の保守サービスから始まりました。その後、事業を拡大し、現在ではシステム構築からハードウェアの保守まで、幅広いサービスを北海道から九州にかけて展開しています。特に富士通の全国総合ディーラーとして、強力なパートナーシップを結んでいます。

大興電子通信が大和證券と最初に契約を交わしたのは、富士通製の電算機器を導入したときでした。これにより同社は大和證券グループの一員となり、それが後に富士通とのディーラー契約に発展しました。この経緯から、大興電子通信は次第に成長を遂げ、信頼性の高いサービスを提供する企業へと進化を遂げました。

近年の株主構成については、以前は大和グループに関連する企業が主要な株主でしたが、現在では富士通が筆頭株主となっており、大和証券グループの位置づけは３番手となっています。このシフトは、会社の経営戦略やブランド価値に影響を及ぼすものとして注目されています。

沿革

1953年 - 設立

大興電子通信の歴史は1953年12月に始まります。当初は「大興通信工業」として設立され、その後の成長の基盤が築かれました。

1956年 - 大和証券からの資本参加

1956年4月には、大和証券からの資本参加を受け入れ、経営基盤をさらに強固にしました。この時期から同社はさらに業務を拡大するための道を歩み始めます。

1970年 - 富士通との契約

1970年11月、富士通とのFACOMディーラー契約を締結し、これ以降は全国的に富士通製品の販売や保守サービスを行うことになりました。

1974年 - 社名変更

1974年1月には「大興電子通信」に社名を変更し、事業内容や企業のビジョンをより明確にしていきました。

1986年 - 株式上場

1986年11月には株式を店頭登録し、企業としての機能や認知度を向上させるための一歩を踏み出しました。

1990年 - 東京証券取引所上場

さらに、1990年12月には東京証券取引所第二部に上場し、資金調達や企業成長のための土台を確立しました。

将来展望

2025年4月には「DAIKO XTECH（ダイコウ クロステック）」に社名が変更される予定で、今後の事業展開に向けた新しい章が始まることが期待されます。

このように、大興電子通信株式会社は多岐にわたるサービスを通じて、顧客に対し高品質なソリューションを提供しており、信頼される企業として広く認識されています。

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