奥井雅美

奥井雅美とは

奥井雅美（おくい まさみ）は1968年3月13日生まれの日本のシンガーソングライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサーです。兵庫県伊丹市で生まれ、大阪芸術大学の芸術学部を中途退学後、音楽の道を志します。彼女はその後、スターチャイルド、キングレコード、evolutionを経て現在はLantisに所属しています。特にアニメ関連の楽曲で知られ、自身の楽曲のみならず、多くのテレビアニメの主題歌を手掛けてきました。

来歴

1989年、奥井は斉藤由貴や原田知世、Winkのバックコーラスとしてデビューし、1990年からは松任谷由実のコーラスを4年間担当しました。そして1993年、シングル「誰よりもずっと…」でキングレコードからソロデビューを果たします。デビュー以来、特にアニメソングの制作に力を入れ、自己のラジオ番組を持つなど多方面で活躍しています。

その後8年間は矢吹俊郎 のプロデュースを受けていましたが、楽曲のスタイルにおける意見の相違から2001年に独立。セルフプロデュース活動を開始し、石田燿子への楽曲提供などプロデューサーとしても活動を広げました。2003年には「JAM Project」に加入し、米倉千尋と共にユニット「r.o.r/s」を結成しています。

活動の拡大

2004年、キングレコードを離れて自主レーベル「evolution」を設立。ラジオ番組『奥井雅美 O-Live』ではオーディションを開催し、近江知永のデビューを手掛けました。2005年からはAnimelo Summer Liveにメインアーティストとして参加し、2006年から2009年にかけてはテレビ番組『@Tunes.』の司会を務めました。

2019年には平成アニソン大賞にて「輪舞-revolution」が作詞賞に選ばれ、その名が再び広まりました。2023年3月にはデビュー30周年を迎え、東京で特別なライブを開催。また、デビュー時からのアルバムが各サブスクリプションサービスで解禁され、ファンへの感謝の気持ちを示しました。

パーソナルライフと影響

奥井はレイジーや松任谷由実、竹内まりやの音楽に影響を受けており、特にレイジーのファンであることを公言しています。中学生時代には、彼らとの共演を夢見てアイドルを目指していたこともあります。彼女は自身が影響を受けたアーティストとの共演を果たし、その感動をファンと共に分かち合います。また、林原めぐみとのデュエットも知られるなど多くのコラボレーションを行っています。

音楽スタイル

奥井の音楽はアニメソングに特化している部分があり、彼女の作品はサウンドトラックや音楽ゲームの楽曲として多く使用されています。歌詞には彼女自身の経験や思いが反映されており、聴く人々に深い感動を与えています。彼女は「80歳まで歌いたい」と語っており、今後も音楽活動を続ける意向を示しています。

まとめ

奥井雅美は日本の音楽シーンにおいて重要な位置を占めるアーティストであり、特にアニメソングのパイオニアとして多くのファンに愛されています。彼女の活躍はこれからも続き、多くの新しいファンを魅了し続けるでしょう。

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