姫路市立水族館

姫路市立水族館の魅力

姫路市立水族館は兵庫県姫路市に位置し、手柄山中央公園内にあるユニークな水族館です。この施設は「山の上の水族館」としても知られ、1966年に開館して以来、多くの生き物と触れ合える体験型の展示を提供しています。

歴史と沿革

開館以来、姫路市立水族館は多彩な展示と様々な体験を通じて、訪れる人々に自然の魅力を伝えてきました。1966年の開館と同時に日本初の亀に触れることのできるタッチプールが設置され、以来、様々な生き物の研究や展示が行われてきました。1990年代には特にウミガメやオオサンショウウオの繁殖研究で高い評価を受け、数々の賞を受賞するなど、その活動は広く認知されています。

2008年には耐震工事や施設拡張工事が進められ、2011年にはこれらの工事が完了し再開しました。この改修では施設面積が約2倍に拡大され、より多くの生き物を展示できるようになりました。この新たな施設には、既存の本館に新しいゾーンが加わり、さらなる学びと楽しみの場を提供しています。

展示内容

姫路市立水族館では播磨地域の河川や海に生息する生き物が中心に展示されています。具体的には、アオ[[ウミガメ]]、アカウミガメ、フンボルトペンギンなど多様な生物が飼育されています。特に目を引くのが「タッチプール」で、来館者がウニや小型のサメ、エイに直接触れることができる人気のコーナーとなっています。

本館は「はりまの里海ゾーン」として主体的に播磨灘の生き物に特化した展示が行われ、淡水の生き物を扱う新館「はりまの里地ゾーン」も魅力の一つです。ここではホタルファンタジアやアクア・ラボなどインタラクティブな展示を通じて、訪れる人が生き物について学べる環境が整えられています。

利用案内

水族館は毎日午前9時から午後5時まで営業しており、入館は午後4時半まで可能です。入館料金は、大人600円、小中学生250円で、姫路市内在住の高齢者や障害者の方は無料で入場できます。また、さまざまな割引が用意されていますので、訪れる前に確認しておくことをお勧めします。

アクセスと便利な施設

姫路市立水族館へのアクセスは非常に便利です。JR姫路駅や山陽姫路駅からはバスが出ており、「姫路市文化センター前」で下車すると、約5分ほどで到着します。また、施設にはエレベーターやスロープが整備されており、高齢者や車椅子使用者にも配慮されています。

訪問の楽しみ方

水族館では、季節ごとのイベントや特別展示も開催されており、リピーターにも楽しめる工夫が施されています。さらに、ウミガメプールでは産卵の時期には実際にカメの産卵を見られることもあるため、特別な体験を求める方にもおすすめです。また、市立水族館のサポーター「アクアフレンド」になれば、1年間の無料入館や特別イベント参加が可能です。

姫路市立水族館は、地域の豊かな自然を学ぶための素晴らしい場所であり、家族や友人と共に訪れる際に、新しい発見と感動を得られることでしょう。

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