安房天津駅

安房天津駅

安房天津駅（あわあまつえき）は、千葉県鴨川市天津に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）外房線の駅です。この駅は、1929年（昭和4年）に鉄道省の駅として開業しました。長い歴史の中で、貨物や荷物の取り扱いが廃止され、1985年（昭和60年）には無人駅となりました。その後、2009年（平成21年）にICカード「Suica」が利用可能となり、東京近郊区間に組み込まれましたが、2019年（令和元年）には再び終日無人駅となっています。

歴史

1929年（昭和4年）4月15日：鉄道省の駅として開業。
1971年（昭和46年）7月1日：貨物取扱を廃止。
1972年（昭和47年）3月1日：荷物扱いを廃止。
1985年（昭和60年）3月1日：無人駅化。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
2009年（平成21年）3月14日：ICカード「Suica」の利用が可能となり、東京近郊区間に組み込まれる。
2019年（令和元年）7月1日：鴨川市による乗車券委託販売が解除され、再び終日無人駅化。

駅構造

安房天津駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームは嵩上げされておらず、互いのホームは跨線橋で連絡しています。上りホームには待合室があります。駅は茂原統括センター（安房鴨川駅）が管理する無人駅であり、簡易Suica改札機が設置されています。2010年（平成22年）2月10日からは、外房線PRC型自動放送が導入されています。

ホームは10両編成まで対応しています。

のりば

（出典：JR東日本:駅構内図）

利用状況

2018年（平成30年）度の1日平均乗車人員は132人です。近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

国道128号
千葉県道81号市原天津小湊線
二タ間浦海水浴場
鴨川市役所天津小湊支所（旧・天津小湊町役場）
天津郵便局
天津漁港
鴨川市立安房東中学校
鴨川市立天津小湊小学校
鴨川市天津小湊公民館
東京大学 千葉演習林
千葉銀行 天津支店
天津神明宮

バス路線

「天津駅前」停留所からは、以下の路線バスが利用できます。

日東交通
市内線：誕生寺入口行 / 仁右衛門島入口行
鴨川市コミュニティバス
北ルート：鯛の浦行 / 内浦山県民の森行 / 金山ダム行
清澄ルート：奥清澄行 / 天津小湊支所行

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■外房線

安房小湊駅 - 安房天津駅 - 安房鴨川駅

脚注

記事本文

[出典]

利用状況

[JR東日本の2000年度以降の乗車人員]
[千葉県統計年鑑]

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

駅の情報（安房天津駅）：JR東日本

もう一度検索