富原駅

富原駅（とみはらえき）

富原駅は、岡山県真庭市若代に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）姫新線の駅です。のどかな田園風景の中に佇むこの駅は、地域の足として、また鉄道ファンにとっても魅力的な存在です。

歴史

富原駅は、昭和初期の鉄道網整備の時代に誕生しました。

1930年（昭和5年）12月11日：鉄道省作備線（現・姫新線）の中国勝山 - 岩山間延伸時に開設されました。当時の所在地表示は岡山県真庭郡富原村若代でした。
1936年（昭和11年）10月10日：作備線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となりました。
1963年（昭和38年）4月1日：貨物取扱が廃止されました。
1984年（昭和59年）
2月1日：荷物扱いが廃止されました。
3月31日：簡易委託駅となりました。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となりました。その後、勝山町に管理を委託されました。
1994年（平成6年）6月：駅舎が改築されました。
2019年（令和元年）10月1日：簡易委託が解除され、終日無人駅となりました。

駅構造

新見方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅（停留所）です。かつては相対式ホーム2面2線でしたが、片側の線路は撤去されました。現在は棒線駅で、新見方面行・津山方面行の双方が同一ホームに発着します。駅舎とホーム間には段差があります。ホーム上には屋根と古い木のベンチがあり、旅の疲れを癒やすことができます。

駅舎は1994年に勝山町が総工費2400万円で改築した寄棟造の木造平屋建てです。その内部にはトイレが設置されています。

現在は新見駅が管理する無人駅となっています。2019年9月30日までは簡易委託駅として、駅舎内で常備券が発券されていました。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りです。

（具体的な乗車人員の推移は省略）

駅周辺

駅周辺には、以下の施設があります。

若代郵便局
神谷川

自然豊かな環境が広がっており、散策にも適しています。

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）

姫新線
■快速：通過
■普通：月田駅 - 富原駅 - 刑部駅

富原駅は、無人駅となりましたが、地域の皆様に愛され、利用されています。 姫新線を利用の際は、ぜひ一度降り立ってみてください。

関連項目

日本の鉄道駅一覧
富原村

外部リンク

* 富原駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

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