富山県西部体育センター

富山県西部体育センターの概要

富山県西部体育センターは、砺波市柳瀬にある砺波総合運動公園内に位置する総合運動施設です。この施設は1999年に開設されて以来、地域のスポーツ振興に寄与しており、様々な競技会やイベントが開催されています。センターの管理は公益財団法人富山県体育協会によって行われています。

施設の近くには、砺波市温水プール（通称チューリッププール）も併設されており、ここは地域の人々にとってスポーツやレクリエーションの重要な場となっています。センターオープン直後の1999年7月29日には、バスケットボールの国際試合「KIRIN CUP BASKETBALL ’99 日本代表VSフランス代表」が開催され、大きな注目を集めました。その後2000年には、同じ施設で第55回国民体育大会（とやま国体）が行われ、少年男子バスケットボールの公式競技会場として利用されました。さらに、V・チャレンジリーグの試合や、富山グラウジーズがbjリーグ時代に行った主催試合も実施されていた実績があります。

2018年からは、Bリーグで新たに活動を開始した富山グラウジーズの主催試合がここで行われるようになり、地域のスポーツファンにとっては欠かせない場所となっています。利用時間は、平日と土曜日が9:00から21:00、日曜日と祝日は9:00から17:00です。ただし、火曜日と年末年始は休館となります。

設備内容

アリーナ

• - 大アリーナ: 約50m×40mの広さを持ち、バスケットボール2面、バレーボールおよびテニスコート3面、バドミントン10面が同時に利用できます。また、220mのランニング走路が2階に設置されています。観客席は、固定席1,776席、移動席828席、多目的席24席を含み、合計で2,628人を収容可能です。

• - 中アリーナ: 約34m×29mのスペースで、バスケットボール1面やバレーボール、テニス、ハンドボール、バドミントンなど多目的に利用できるスペースが確保されています。

トレーニング室

• - 第1トレーニング室: 約303m2の広さがあり、運動やトレーニングに利用できます。
• - 第2トレーニング室: ダンスフロアとしても利用される約121m2のスペースです。

その他の施設

• - 健康体力相談室、スポーツサウナ、研修室（大小3部屋）、選手控室、更衣室なども完備されています。
• - 屋根付きの広場や、無料駐車場も併設されており、アクセスも便利です。

交通アクセス

富山県西部体育センターへのアクセスは、以下の通りです。

• - JR西日本の城端線を利用して、砺波駅から加越能バスで約17分。最寄りの「砺波総合公園前」バス停から徒歩1分です。
• - 車利用の場合は、砺波駅から約15分、北陸自動車道の砺波ICからは約10分で到着します。

まとめ

富山県西部体育センターは、その多彩なスポーツ施設と利用しやすさから、地域のスポーツ活動の中心として重要な役割を担っています。地元の人々にとって、ここでの体験は様々な競技を楽しむだけでなく、健康を促進し、コミュニティの一体感を高める場ともなっています。

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