富山県高岡総合プール

富山県高岡総合プールの概要

富山県高岡市に位置する高岡総合プールは、1994年に開設された公営のプールおよびスポーツ施設です。この施設は、近隣で老朽化した県営高岡水泳場に代わる形で作られ、以降地域のスポーツ活動を支えてきました。高岡総合プールは、屋外プールと屋内プールを併設しており、富山県内で唯一の飛込競技用プールを有するなど、特色ある施設です。

施設の詳細

プールの種類

高岡総合プールは、主に以下のプールを備えています。

• - 屋外50mプール（50m×25m）：競泳、シンクロナイズドスイミング、水球などに利用され、9コース（日本水泳連盟公認）があります。水深は1.80mから2.00mの範囲で、夏季期間中のみ利用可能です。
• - 屋外飛込プール（21m×20m）：このプールは一般利用ができず、日本水泳連盟の規定に準した施設です。水深は5.00mと深く、競技用に設定されています。
• - 屋内25m温水プール（25m×18m）：こちらも8コース（日本水泳連盟公認）を設けており、水深は1.40m〜1.60mです。温水のため、季節を問わず快適に使用できます。

その他の施設

高岡総合プールには、スイミングプールだけでなく、以下のような施設も完備されています。

• - トレーニング室：運動不足解消や体力向上を図るための様々な器具が揃っています。
• - 会議室：3室の会議室があり、イベントやレッスン等に利用されています。
• - 更衣室とシャワー室：施設内には利用者が快適に利用できる更衣室やシャワー室も設置されています。

アクセス

高岡総合プールへのアクセスは、公共交通機関を利用することができます。最寄りの高岡駅古城公園口（北口）から加越能バスに乗り、富大高岡・二上団地経由の城光寺線で「富大高岡キャンパス前」にて下車すれば、すぐそばです。このアクセスの良さにより、多くの地域住民や訪問者に利用されています。

歴史と実績

1994年に開設以降、高岡総合プールは地域のスポーツ振興に貢献し続けてきました。特に2000年には富山国体の競技会場の一つにも選ばれ、多くのアスリートがこの場で腕を競ったことでしょう。また、2008年には寺川綾選手が当施設で日本新記録を樹立しており、このことより、施設の競技レベルの高さが伺えます。

高岡総合プールは、地域のスポーツ振興と健康増進に寄与する大切な施設であり、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

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