寺嶋良

寺嶋良：才能と努力が織りなすバスケットボール人生

1997年東京都生まれの寺嶋良選手は、日本を代表する男子プロバスケットボール選手です。その華麗なプレーと類まれな才能、そして持ち前の努力によって、数々の栄光を掴んできました。ポジションはポイントガード。現在はB.LEAGUEの広島ドラゴンフライズに所属しています。

バスケットボールとの出会いから高校時代まで

6歳の時、兄の影響でバスケットボールを始めました。小学校時代は、マジックジュニアバスケットボールクラブに所属。小学校6年生時には都大会で優勝を経験しています。中学時代は梅丘中学校でキャプテンを務め、全国中学校バスケットボール大会に出場。東京都中学選抜にも選ばれ、全国準優勝という輝かしい実績を残し、優秀選手賞を受賞しました。

高校は京都の強豪校、洛南高校に進学。高校時代は、ライバル校である東山高校との激しい戦いを繰り広げました。インターハイ京都府予選では敗れましたが、近畿ブロック大会で見事リベンジを果たしました。この時の活躍は、チームメイトである柳川幹也選手との強力な2ガードコンビによるところが大きかったと言われています。

大学時代とプロへの道

高校卒業後、東海大学に進学。大学4年次には主将を務め、チームを牽引しました。東海大学入学後に本格的なポイントガードへ転向。それまでは、チェンジ・オブ・ペースを武器に活躍していましたが、大学では新たなスキルを磨きました。

大学時代には、第57回関東大学新人戦で優勝を果たし、寺嶋選手自身も最優秀選手賞を受賞。決勝の終盤、寺嶋選手のドライブから生まれたチームメイトのブザービーターは、記憶に残る名場面となりました。

大学4年在学中の2019年12月には、プロへの道を歩み始め、京都ハンナリーズとプロ契約を結びました。同年12月29日に行われた、三遠ネオフェニックス戦でプロデビューを果たしました。2020-21シーズンには副主将に任命され、チームの中核として活躍。Bリーグオールスターゲーム2020-21への選出も果たしました（大会は中止）。

2021年5月には、広島ドラゴンフライズに移籍。新たな環境で更なる高みを目指しています。

日本代表としての活躍

2021年11月には、FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選の日本代表候補に選出されました。その高い能力は、代表チームの中でも高く評価され、3ポイントシュート成功率はバックコートの選手の中でもトップクラスでした。オフェンス面での貢献度は非常に高く、多くの試投数を記録しました。同年、中国戦で日本代表として公式戦初出場を果たしました。さらに、2023年9月には、杭州アジア競技大会の日本代表にも選出されています。

プライベート

寺嶋選手は、バスケットボール選手としての活躍だけでなく、読書家としても知られています。自身のInstagramには読書アカウントを持ち、読書への情熱を垣間見ることができます。

まとめ

小学校から培ってきた高いスキルと、努力を継続することで、寺嶋良選手は日本のトップレベルのバスケットボール選手として活躍しています。今後の活躍にも期待が高まります。

もう一度検索