小幡緑地

小幡緑地は、愛知県名古屋市守山区と尾張旭市に位置する広大な県営都市公園（広域公園）です。公園は、守山区中央部の西園、守山区北中部の本園、本園付近の中央園、そして尾張旭市西端部の東園という、特徴の異なる4つのエリアで構成されています。

各エリアの特徴

西園: 野球場やテニスコートなどの運動施設が充実しています。木々も残され、都市の中の公園として親しまれています。アクセスは名古屋市営バス「小幡ヶ原」バス停からすぐです。

本園: 広々とした芝生広場と自然豊かな丘陵地が特徴です。遊歩道を歩けば、気軽にハイキング気分を味わえます。展望台からは、守山区西部を中心に濃尾平野を一望できます。2021年4月にはレストランとバーベキューサイト「オバッタベッタ」がオープンし、同年6月にはキャンプサイトもオープンしました。名古屋ガイドウェイバス志段味線（ゆとりーとライン）小幡緑地駅から徒歩約3分です。なお、園内には「マムシ スズメバチに注意」の警告表示があるので注意が必要です。

中央園: 野鳥園と水生園があります。水生園は、湿地とその周辺の自然生態系の保全、再生、観察を目的として2005年4月にオープンしました。「観察区域」と「保全区域」に分かれており、「観察区域」は常時公開されていますが、「保全区域」は非公開です。本園と同様に、名古屋ガイドウェイバス志段味線（ゆとりーとライン）小幡緑地駅から徒歩約3分でアクセスできます。

東園: 自然豊かな丘陵地が主体で、東名高速道路が縦断しています。小高い丘には展望台があり、尾張旭市南部や名古屋市名東区北部を中心に、名古屋市東部丘陵地帯の景色を望めます。名古屋市営バス「旭桜ケ丘」バス停、名鉄瀬戸線印場駅、尾張旭市営バス「小幡緑地東園」バス停が利用可能です。

その他

本園と東園の間は公園ではありませんが、自然環境が良好に保全されており、ハイキングコースとして利用されています。

小幡緑地は、それぞれのエリアが独自の魅力を持つ、多様な楽しみ方ができる公園です。家族連れでのレジャーや、自然観察、ハイキングなど、様々な目的で訪れることができます。

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