小林珠維

小林珠維選手のプロフィールと成長の軌跡

小林珠維（こばやし じゅい）は、2001年5月7日生まれで、北海道帯広市出身のプロ野球選手です。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属し、内野手と投手の両方をこなす二刀流選手として知られています。彼は右投右打で、特に身体能力の高さが際立っています。

経歴

プロ入り前

小林選手は、小学校1年生の時に野球を始めました。冬の間はスピードスケートの練習を行い、体力を強化していました。中学校では新琴似リトルシニアに在籍し、中学卒業後は東海大札幌高に進みました。高校時代には甲子園出場の経験はありませんが、主に投手と一塁手として活躍しました。

2019年10月17日に行われた選手ドラフトでは、福岡ソフトバンクホークスから内野手として4位指名され、11月16日に入団交渉を行い契約しました。契約金は4000万円、年俸は460万円（推定）で、背番号は69に設定されました。

プロ入り後

2020年には二軍公式戦に2試合出場し、三軍戦で36試合に出場。打率は.225で、9打点を記録しました。翌2021年は、二軍公式戦に58試合出場し、打率は.239、2本塁打、11打点を残しました。

2022年には、二軍での出場機会が減少し、38試合の出場で打率は.160、0本塁打、9打点と苦しいシーズンを過ごします。その後、10月22日に戦力外通告を受けましたが、11月14日に育成選手として再契約し、背番号は157に変更されました。彼は、将来的に投手に専念する意向を明らかにし、内野手登録のまま二刀流に挑戦する道を選びました。

2023年は、二軍公式戦には出場せず、三軍・四軍戦で投手として36試合に登板しました。その成績は51回2/3の投球で、1勝3敗2セーブ、防御率は3.31でした。同年は打者としても91試合に出場し、打率.260、6本塁打、11盗塁、27打点という成績を収めました。特に10月28日のみやざきフェニックス・リーグでは、対読売ジャイアンツ戦で二軍戦に初登板し、1イニング無失点という結果を残しました。

選手としての特徴

小林選手は投手として最速150km/hの球速を記録しながら、野手として高校では通算30本塁打を打ちました。また、遠投120m、背筋力は210kgという高い身体能力を誇っています。特に50m走のタイムが5秒9という点も注目されています。

プロスカウトからは、彼の成長に期待が寄せられており、周東佑京選手の足の速さや柳田悠岐選手の長打力を兼ね備える可能性があるという評価がされています。

詳細情報

• - 背番号: 69（2020年 - 2022年）、157（2023年 - ）
• - 登場曲:

- 「君に捧げる応援歌」HIPPY（2020年）
- 「炎天夏」湘南乃風（2020年）
- 「We are the one」DOBERMAN INFINITY（2021年 - ）
- 「In My Life」SALU（2021年 - ）
- 「終わりなき旅」Mr.children（2023年 - ）

小林珠維選手は、今後のさらなる成長と活躍が期待される選手です。彼の二刀流挑戦に注目が集まっています。

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